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新潟で良く食される食材や料理って何があったっけ?

【食材編】
名称 説明 利用法
えご 郷土料理。海藻加工食品であり、カロリーも低く、食物繊維が豊富なため、ダイエットのために食べる人も増えている。 箱状に成型されたものを刺身状に切って盛り付け、酢味噌で食す。(ほかの土地では違った食べ方があるらしい)
かきのもと 食用菊(しょくようぎく)で延命楽という品種で明るい赤紫色の中輪種。 観賞用の菊に比べて苦みが少なく、甘みがある。茹でてお浸して酢醤油で食す。
車麩 車輪のように見えることからその名がついた。金沢に昔から伝わる麩(!)。 だしを含みやすく適度な弾力もあり、炊きものや煮物などに向いている。
黒埼茶豆
/黒鳥茶豆
黒埼地方(中でも黒鳥)(現在の新潟市西区小平方)で収穫するえだまめでこれほどの味と香りを持つ品種はないと言われている。 沸騰させた湯で豆を茹でた後、ザルにあげて熱湯を切り、塩を振りかける。
栃尾のあぶらげ 栃尾の方言では「油揚げ」のことを「あぶらげ」と呼ぶ。 大きさが一般の油揚げとは比べ物にならないほど大きく味もイイ。 こんがりと焼いて、大根おろしや生姜醤油、ネギと鰹節で、また肉・魚・野菜などと煮込むなどでも食す。
南蛮えび
 (甘えび)
体長は12cmほどで赤橙色をしている。新潟市近郊で用いられる「ナンバンエビ」という別名は外見が赤く熟した唐辛子の実に似ることに由来する。 身は刺身、頭は味噌汁。塩焼きや唐揚、蒸し物など、殻の柔らかさをいかした料理でも楽しめる。
バイ貝 殻長7cm前後になる。黄土色の地に濃い褐色の不規則な斑紋があるが変異が多い。縫帯と軸唇の間に孔(臍孔)がある。 酒・醤油・水の中に入れて、火をつける。沸騰して10分間コトコトと煮る。
     
【料理編】
名称 説明 備考
イタリアン 新潟県の下越地方・中越地方(新潟市から長岡市にかけての地域)で提供されているファストフード。 主にカフェテリア型のチェーン店で販売されている。新潟県民(とりわけ下越・中越地方在住者)の間では長年に亘って浸透しているB級グルメ。 新潟市では「みかづき」、長岡市では「フレンド」で展開。イベントや模擬店・バザーなどに力を入れ、広まったとされている。
かつ丼
 (タレかつ丼)
ごはんの上に揚げたての薄めのとんかつを甘辛い醤油だれにくぐらせたカツをのせた丼のこと。卵とじでない。 ごはんとカツのみのシンプルな料理で、1つの丼にカツが2枚以上のっているのが特徴 各お店によって独自の工夫がされ、豚肉、醤油、米など使う食材にこだわりの店も多い。
くじら汁 塩漬けにしたクジラの皮の脂身を野菜と一緒に味噌で煮た郷土料理。 クジラの脂肪は、健康に良いとされる不飽和脂肪酸を多く含み、新潟では、特に真夏の暑い時期にスタミナ食として食べていた。野菜はなすを入れるのが必須。 塩クジラは、塩出ししてから調理する。出汁をとり野菜を煮て、やわらかくなったら塩出ししたクジラを入れる。味噌を加えて味をととのえる。
くじら味噌漬け 古くから暑い夏を乗り切るためのスタミナ食として食べられてきた鯨。中でも臭みの少ない希少なナガスクジラの脂身を地元新潟の越後味噌に漬け込んだ。 本町・青海ショッピングセンター 鈴木鮮魚にて購入可能。真空パックで通販も可能。
しょうゆおこわ 長岡市とその近隣のみで食されている醤油で色付けしたおこわのこと。ふっくらと炊き上げた金時豆が入っているのが特徴の郷土料理。 この地域で育った人にとっては子どもの頃から赤飯といえばこの醤油味のものである。 新潟市内でも一般的に食べられていて説明、通り赤飯とよばれている。
鶏の半身揚げ 今から60年ほど前に新潟市や新潟県下越エリアで誕生し、今や新潟のご当地グルメとして、全国的な知名度を誇る『半身揚げ』。 その呼び名の通り、鶏の半身をそのまま揚げてしまうという大胆な唐揚げ。 せきとりの「半羽唐揚げ」の特徴のひとつである「カレー味」は、約60年前の創業時に初代が「子どもに喜んでもらえるように」 との理由でカレー粉をまぶしたのが始まり。
のっぺ 短冊もしくは小さく角切りにしたサトイモを主とし、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、油揚げ、加熱したイクラ、 ホタテガイの干し貝柱、椎茸、銀杏、筍、レンコン、蒲鉾等を加えた煮物。 新潟のネットスーパー、総菜でも散見される。
バスセンターの
カレー
正式名称は万代シテイバスセンター構内にある「万代そば」の「カレーライス」。しかし、新潟県民の間でも“バスセンターのカレー”として、 多くの人に浸透している。家族で食べた思い出や、帰省の度に食べていた話など、新潟県民にとっては懐かしいエピソードとともに記憶に残る一品。 個人的には高校生の頃にたまに食べていた。特別なものでもなく、普通のカレー。まぁ、黄色く見えるのが今となっては珍しい。
へぎそば つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦のこと。 へぎそばの「へぎ」は、剥ぎ板で作った四角い器のことで、「剥ぐ=はぐ=へぐ」のなまりで「剥ぎ」を語源とする。 一口ずつ美しく盛ったそばは、“手振り・手びれ”と呼ばれ、織物をする時の糸を撚り紡いだ(よりつむいだ) “かせぐり”などからきた手ぐりの動作を表している。
     
【調味料】
商品名/品名 販売元 説明 備考
ビミサン テンヨ武田 濃縮5倍のつゆ。テンヨの本醸造しょうゆに"かつお節"などのだしを加えて仕上げている。だしつゆよりも濃く甘さが控えめ。 実は新潟の味ではない。テンヨ武田本社は山梨県甲府市幸町
かんずり 有限会社
かんずり
かんずりは、新潟県妙高市に伝わる唐辛子を発酵させた辛味調味料。 ピリリとした辛さの中にうま味があり、そのおいしさは「西の柚子こしょう」「東のかんずり」と言われるほど。 「かんずり」は商品名であり会社名でもある。
       
【ご飯の友】
商品名/品名 販売元 説明 備考
糠いわし 秋冬に日本海で獲れた鮮度抜群で脂ののったうるめいわしの頭を除去し塩蔵したあと、糠・麹・唐辛子を入れて1年以上漬け込み、発酵熟成させた商品 保存食であり、塩分が強いこともあるので、単独で食べるよりはご飯とともに食べる事をおススメする。
       
【お菓子】
商品名/品名 販売元 説明 備考
柿の種 浪花屋 日本生まれの米菓のうち、あられ、かき餅の一種。唐辛子の辛味を利かせた醤油味の長楕円形・粒状のあられで色・形ともにカキノキ(柿木)の 種子に似ていることからその名で呼ばれる 亀田製菓などからも製造販売されているが、あればピーナッツが入っていて「柿ピー」という。浪花屋ファンからすれば邪道。
笹だんご 笹川餅屋
田中屋
  など
餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、スゲまたはイグサの紐で両端を縛り、中央で結んで蒸したり茹でたりして作られる。 (地域や生産者によって作り方が異なる) 笹団子を「新潟土産の和菓子」として売り出し全国的な人気を得たきっかけは、昭和39年の新潟国体(第19回国民体育大会)開催だったとされる。
サラダホープ 亀田製菓 お米でできたお菓子の「米菓」で、細長い形のひと口サイズであっさりとしていた味わいがやみつきになるのがのが特長。 現在は新潟県でしか手に入らないと言われている銘菓。 全国を視野に開発され販売もされて予想外の反響の大きさに、生産ラインを整えるため県外への出荷を停止させ、翌年再度発売した。が、その頃にはもうすでにほかのメーカーの類似品が世に出回っている事態になりあえなく新潟県内のみの販売となった。
三角ちまき 田中屋
  など
浸したもち米を笹で三角にしばり煮る。きなこを付けて食すが、素材の良し悪しが品質に直結するお菓子として米どころ越後の店がお奨めできる逸品。 日本のちまきの中でもっとも古いともいわれているという。
ビバオール セイヒョー イチゴクリームのラクトアイスで、なかにはイチゴソースが入っている。東北や新潟限定で販売されているので、全国的な知名度は低いかもしれない。 棒の焼き印によりもう1本貰えるシステムが採られていた。70年代は「ビバ」「オール」「ビバオール」の3種の焼き印があった。 前者の焼き印を2本組み合わせて「ビバオール」を揃えるか、後者が出ればもう1本貰えた。(現在は「ビバオール」のみらしい)
ぽっぽ焼き 新潟県下越地方で見られる長細いパンのような菓子。 有力な発祥元とされる新発田市を中心とする阿賀北以北では蒸気パンとも呼ぶ。 お祭りや縁日、花見、朝市の会場などの屋台で売り出される。基本的に店舗販売はされていない。
桃太郎 セイヒョー 重さ135キロの角氷を砕き、シロップを混ぜて凍結した氷粒たっぷりのいちご味かき氷バー。 かき氷を食べているような食感と、さっぱりした後味が特徴。 実は桃味ではなくイチゴ味らしいがりんご果汁で出来ている。マルチパックで6本入りも存在している。
ユダヤ風
チーズケーキ
えぷろん 専門学校えぷろん学園長のレシピによるチーズケーキ。シナモンが効いたグラハムクッキーを敷きつめタカナシ乳業北海道クリームチーズを 使ったフィリング。トッピングには、生クリームと天然有機レモン果汁を使用したサワークリーム。この3つの味が織りなすハーモニーは絶妙のバランス! 当時は「名画座ライフ(映画館🎥、古町7)」の売店で購入可能だった思い出のケーキ。