2021.05.16 Updated T.Sangu

さんちゃんの映画日記<その他>

 
当初の『映画日記』は映画館で見た作品のみを書き連ねていたため、それ以前の作品などにフォーカス出来ないという欠点があり、なにか物足りなさを感じていた。そこで、多くの皆さんに様々な映画を紹介するためにも、これまで見た映画やテレビで見た映画などを振り返り紹介していきます。小学生の頃からかなりの数の映画を見てきた気がしますが、そんな作品の中からどのくらい紹介できるかわからないですが、お楽しみいただけたら幸いです。また、他のページでも書いてありますが、コメントについてはさんちゃんの視線でのみ書かれていますので、そこだけはよろしくお願いします。さんちゃんが面白くないと言っても貴方にとっては心に残る・心に染みる一作なのかも知れませんので・・・。

1964年作品
 
   ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!
 
     ビートルズがやってくる   ビートルズ主演映画第一弾、彼らの日常を描いた白黒ムービー。
彼らがステージからテレビから駆けずり回っている時代の証人のような感覚になれる内容にファンならずとも興味津々に見る事ができる。途中、町中を徘徊するリンゴの演技力が注目されるのもなんとなくわかり、俳優としてのキッカケになったことも理解できる。しかし、映画本編のオープニングでファンに追っかけられるシーンや列車の中での演奏にいつしかファンが集まっていたり、テレビショーでの演奏シーンなど、彼らの姿をドキドキ感をもって見入ってしまうシーンの連続にかなり興味深く見れる作品になっている。「ヘルプ! 4人はアイドル」よりはファン向きに作られたという感じがした

さんちゃん評価:4点(ドキュメンタリーっぽくて面白いぞ)


       
1965年作品
 
  ヘルプ! 4人はアイドル
 
     4人はアイドル   ビートルズ主演映画第二弾、楽しいアクションロードムービーで総天然色(カラー)で製作されている。
謎のカルト集団に生贄の証となる指輪をして狙われたリンゴを守りながら助けながら世界各国を逃げ回るストーリーに彼らの音楽をからめて進んで行く映画。前作同様、PVを見ているかの感覚になる場面が多い。また、内容についてはどの場面をとっても彼ららしいギャグ満載で飽きずに楽しい。彼らが作ってきた作品の中で群を抜いての面白さで、見終わると「よかったよかった。楽しかった。また見たいな。」と思えた。ビートルズが好きでなくとも十分に楽しめる映画だ。

さんちゃん評価:4点(色々考えて良く出来てる映画だ!)


       
1967年作品
 
  卒業
 
     卒業   ダスティン・ホフマン&キャサリン・ロスの名作(と言われている)。
若い二人の恋に彼女の母親が割り込んでくるというなんともウダウダな内容にイライラ感がましていく高ストレスな映画だ。名作と言われる所以はその結末にあるのは有名で、たしかに最後の20分は見どころ満載。名作と言われるのも良くわかるだけに、そこまでのストーリーがちょっとキツイ。とはいえサイモン&ガーファンクルの曲をうまく使っていて、ミセス・ロビンソン〜サウンド・オブ・サイレンスの曲にあわせた話の展開と教会のシーンはグッドだ。

さんちゃん評価:3点(トータル的にはこんなもんでしょ?)
         
  マジカルミステリーツアー
 
     Shea & MMT   ビートルズ主演映画第三弾でビートルズ初監督映画作品。
アヴァンギャルドなロードムービーをテレビ用に企画作成。しかし、当時は酷評のあらしで、「理解できない」「良く分からない」と言った感じだった。また、当初のテレビ放送も白黒放送でサイケデックな映像が台無だったという記録も残っている。また、その内容の難解さに日本で上映された際は、4巻あるリールの上映順序も間違っていたのに誰も気がつかなかったと言う逸話も残されている。しかし長い時間が経過し、理解されるのではないかと言う感じが持てるのも彼らの先見性によるものかも知れない。確かに前衛的で難しい内容だが、この幻想的な世界がなんともいい感じで進んでいく。

さんちゃん評価:4点(1960年代後半ではまだ早かった?)


※ポスターは1977年当時公開された「シェア」とのカップリング上映のモノ


       
1968年作品
 
  イエローサブマリン
     Yellow Submarine   ビートルズ主演(?)映画第四弾、彼ら初のアニメーション映画。
それまでテレビ用のアニメーションは存在していたが、映画となると初めてだった。マジカル・ミステリー・ツアーでのサイケデリックなアプローチは若干残ったまま話が展開するが、内藤としてはペパーランドと言う国は悪玉ブルーミーニーによって支配されそうになっていたが、ビートルズの活躍によって元の平和なペパーランドに戻ると言う映画。当然、全編ビートルズの曲が流れるわけだが、映像がかなり疲れることと、日本人は英語でのアニメーションに慣れていない事もあり、ストレスを大きく感じる作品になってしまっている。1時間半と普通の映画にしたら物足りない位の長さだが、かなり疲れてしまい、最後まで見ることもつらく、それまでのビートルズ映画に比べるとなんか面白さを感じない。ビートルズをアニメにしちゃダメなんだろうな。

さんちゃん評価:2点(疲れた・・・)

  
       
1969年作品 
 
  明日に向かって撃て
 
 
    明日に向かって撃て   ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロスという黄金のトライアングルがジョージ・ロイ・ヒル監督と組んだ、ウェスタンストーリー。
銀行強盗を続けるブッチとサンダンスが追っ手に追われると言うロードムービー。ただ、この映画の面白さはブッチは人を殺したことが無いとと言う事とサンダンスは泳ぎをしらないと言う事をそれぞれ直面した場面で言い出すというどこか間抜けな二人にクスクスと笑えることだったりする。そしてこの映画のラストシーンが見事だ。追手に囲まれ、物陰から現れた二人の応戦しようと言うシーンで映像がストップして数多くの銃声だけが鳴り響くと言う印象的なエンディングとなっている。あと映画中盤だが、ポール・ニューマンとキャサリン・ロスが自転車の二人乗りでバックにB・J・トーマスの"雨にぬれても/Raindrops Keep Fallin' On My Head"がとってもイイ感じだ。


さんちゃん評価:5点(これ、いいぞー)
 
 
  
       
1970年作品
 
 
  小さな恋のメロディ
 
 
    小さな恋のメロディ   マーク・レスター&トレイシー・ハイド主演の可愛いラブストーリーにジャック・ワイルドと言う悪友とのやり取りを描いた作品。
メロディに一目惚れしたダニエル、どうにかメロディの心をつかんだダニエルは一緒に学校をエスケイプ。最初は冷やかしだった悪友トムは真剣さを知り、結婚式を執り行うと言う話。本編の内容もなんとも言えずいいものだが、同時に全編を彩るビージーズをはじめとする楽曲が圧巻。映画と音楽が好きな人にオススメしたい名作。そして有名エンディングのトロッコのシーンでは未来に向かっている二人の姿がCSN&Yの"Teach Your Children"とともに印象的に描かれている。さんちゃんイチオシの名作。アメリカ・イギリスでは全く話題にもならなかったそうだ。

さんちゃん評価:5点(文句なくNo.1な名作)

         
  フレンズ ポールとミシェル 
 
    フレンズ   「小さな恋のメロディ」の二人がもう5〜6年経ったら的な映画だ。
二人だけの禁断の生活を送ると言うもの。出会い・恋愛・結婚・出産・・・と話は順調に感じるが、世間の目や若い男に養うだけの収入が望めなかったりと厳しい実情が描かれている。世の中は若い人間には冷たくあたってしまうと言う現代風刺を描いていて、今の時代でもなにか感じとれる作品になっている。結局、ラストで二人は引き裂かれてしまうと言うアンハッピーな衝撃なエンディングにビックリではあった。2作目も出来たが、この作品ほどのインパクトは感じられない。この1作目は一度見て損はないだろう。

さんちゃん評価:4点(エッチな感じがしてなかなかイイぞ。)

 
 
       
1973年作品
 
 
  スティング
 
 
    スティング   ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォードの黄金コンビが織り成す詐欺師映画。
劇中、ポール・ニューマンが「危険な仕事だ。騙すなら全ての人をとことんまで騙さないといけないぞ!」とロバート・レッドフォードに語っていたが、実は映画の中で騙そうとする相手だけではなく、映画を見ているスクリーンの外にいる者も含めて見事に騙してしまっている見事な作品だ。「あのFBIはなんだったんだよ〜」と思ってしまった程、しっかり騙されてしまった。しかし、見ていて心地のいい映画で特に騙すシーン(列車のなかでのトランプのシーン)は、ドキドキしつつも晴れ晴れとした気分にさせてくれる。一度は見ておきたい作品だ。


さんちゃん評価:5点(しっかり騙されたぁ〜)
 
 
  
       
1975年作品
 
 
  潮騒 
 
    潮騒   山口百恵主演の第二弾映画、三島由紀夫の描く青春文学。
百恵友和のゴールデンコンビが定着する予感を抱かせてくれる作品。この映画があったからこそ、百恵友和の距離感は近くなったように感じて仕方がない。舞台が海の近くで海女を描いた場面もあり「おっぱい比べ」に百恵ファンはドキドキしてしまうと言う上手く出来たサービス(映ってはいないが・・)もアリだった。映画はラストは期待通りにハッピーエンドになるところが嬉しい。
百恵ちゃんの数ある映画の中で一番好きな作品だな。

さんちゃん評価:4点(百恵ちゃん、最高!)

 
  
       
1978年作品
 
 
  天国から来たチャンピオン 
 
    天国から来たチャンピオン   2004年5月に久しぶりに目にすることとなった。こんな感じだったかなと思わせるくらい、ドタバタな感じがした。昔のイメージとはちょっと違ったように思えた。しかし、最後にQBが立ち上がるシーンからは記憶の通りで、さすがにグッとくる。なかなかいいところをついているので、もっと全編に渡ってしっとりしてるといいなと思った。まぁしかし、最後のシーンで「良かった」と思わせてくれるあたりはいい感じだな。

さんちゃん評価:3点(第4Qがいいぞーって感じ。)
 
 
  
       
1980年作品
 
 
  ヒポクラテスたち
 
 
    ヒポクラテスたち   この様なキッカケで紹介するとは思わなかった。2003年3月下旬、古尾谷雅人さんが自殺してしまった。映画の中では、伊藤蘭扮する女子医大生が自殺することをラストに紹介しているが、ふとそのシーンを思い出すこととなってしまった。映画は医大生の愛作を中心に様々な事がおこる青春ドラマになっている。医大生である苦悩や、学生寮での様々な人間関係、恋人とのこと・・・どこをとっても、こんな事って身近にありそうだけど、自分ならどうするかなぁ〜と考える機会を与えてくれる秀作だ。邦画の中ではさんちゃんが薦めるよくできた作品だ。ご冥福をお祈りする(合掌)

さんちゃん評価:4点(ぜひとも皆さんに見てもらいたい) 
 
  
       
1987年作品 
 
  ニューヨーク東8番街の奇跡
 
 
    ニューヨーク東8番街の奇跡   スピルバーグが製作総指揮として携わった作品。ハリウッド映画の様なドンパチな感じはなく、ファンタジーを強調したイイ仕上がりの作品となっている。
古ぼけたアパートに突然現れた生物の様な、UFOの様な、不思議な生命体?彼らが現れてからこの東8番街には不思議なことが起こり始め、奇跡が起こってしまう。有名な俳優は誰一人として出演していないが、この脚本が映画の全てをつかさどっていて、その脚本の良さを感じてしまう。ファンタジックなストーリーに充分酔ってしまうほどだ。ファンタジー好きな人には是非見てもらいたい。見終わってハッピーな気分にさせてくれる好作だ。

さんちゃん評価:5点(優しくなれるようないい映画だ)

 
  
       
1988年作品
 
 
  うれしはずかし物語
 
 
    うれしはずかし物語   さんちゃんの大好きな川上麻衣子主演のにっかつ映画。「青春がしたい」とポスターに書かれたキーワードがなんか分かる。そういう意味では寺田農のおじさん役がなんとも味がある好演だ。もの凄くエッチな感じがするこの映画も、寺田農の落ち着いた役柄・存在感でそんなにエッチに感じない程だ。まだ23歳だった川上麻衣子のはじける様な肉体が眩しかった。当時、にっかつ映画であっても高校生は入場できたんじゃなかったかな?(R-15?)たまにはこう言ったセクシーな作品もいいかな。

さんちゃん評価:3点(川上麻衣子が思いっきりカワイイ)

 
  
       
1989年作品
 
 
  今を生きる
 
 
    今を生きる   ロビン・ウィリアムズ主演。正直な感想は、「かなり涙できる!」と言う作品に仕上がっている。さんちゃん自身の長年のテーマに答えてくれている様な気がする。世の中の不条理と親兄弟という関係だけの間柄と本当の友情・愛情とは何かというあたりに共感。特に親の愛は時として凶器になり、世の中はそれを当然のごとく受け入れるという不条理さがこの映画の後半に垣間見れる。そんなこの映画、心打たれ死を選んだニールに涙誘われる。そして、ロビンの演じる教師キーティングが最高に心に響く。この作品はかなり得点が高いが、まぁ、満点とまではいかないかなぁ。

さんちゃん評価:4点(かなり5点に近いな・・・)
 
 
  
       
1991年作品
 
 
  ハード・ウェイ
 
 
    ハード・ウェイ   マイケル・J・フォックス主演のコメディなハードボイルド、元気イッパイなマイケルを見る事ができる。マイケルが演じるハリウッドでトップスターなニック、何かのキッカケを掴もうとニューヨーク市警の殺人課にまぎれこんで役作りのために密着するが、徐々に本当の事件にまきこまれて行くと言う、普通では考えられないシチュエーションで話が展開していく。さすがマイケル、事件に巻き込まれた中での笑いの壷はおさえている。

さんちゃん評価:3点(おもしろいけど・・・その程度)

          
  マイガール
 
 
    マイ・ガール   マコーレー・カルキン主演の「小さな恋のメロディ」的な秀作。
大きく違うのは、アンハッピーなエンディングを迎えてしまう。マコーレー演じるトーマスは・・・予想もしてなかった結末に涙がとまらない。この映画でのマコーレーもとても好演だが、相手役のアンナ・クラムスキーやアンナの父親役のダン・エイクロイドの存在感、演技など最高である。キャストの勝利のような気がする作品だ。

さんちゃん評価:4点(ちょっと哀しい)

 
         
  ロケッティア
 
 
    ロケッティア   ランドセル背負って空飛んで・・・一度見ただけでは理解出来なかった。気づいたら空を飛んでたと言う感じだった。再度、ビオデで見たのだが何も残っていないと言う有様。DVDも入手したので再度見直す必要がありそうだが、あまり乗り気じゃないな。

さんちゃん評価:再評価に期待

 
         
  ロビンフット 
 
    ロビンフット   ケビンコスナー主演の有名なヒーロー映画。
ケビンの映画に関しては個人的にあまり評価が高くないのだが、この映画はなかなか上手く出来ている。と言うのも2001年に見た「ヤング・ブラッド」のような中世の三銃士的な映画など、そんな映画が好きなのかも知れないな。とは言え、この作品にはモーガン・フリーマンが出ていた事を知りビックリした記憶がある。

さんちゃん評価:3点(まあ、並って感じですかね)

 
  
       
1993年作品
 
 
  ホットショット2
 
 
    ホット・ショット2   チャーリー・シーン主演のコメディムービー。ランボーさえ知っていれば、この映画の全編で笑えることが出来る。(まぁ、それ以外の映画もチラホラ登場するが・・・)チャーリーもここまでやったら見事だと思う。チャーリーはこの映画のために1ヶ月間猛トレーニングを積んでスタローンばりのムキムキボディを披露している。それはコメディに必要なのかは疑問だが、役者としての意地だろうな。映画はストレス解消以外何もない映画だ。いや、映画って言っちゃ他の映画に失礼に思える。まぁ、笑いたい人はどうぞ見てやってください。

さんちゃん評価:2点(映画って言っちゃダメ)

          
  フィラデルフィア
 
 
    フィラデルフィア   若かりしトム・ハンクスとデンゼル・ワシントンの競演と言うAIDSを取り上げた入魂の作品。
しかし、デンゼルの存在がちょっと物足りない。トムの共演者としてはまだまだ器が小さい。でも、この作品をステップとして飛躍し、『タイタンズを忘れない』の様な名演をしてるんだと思うと、かなりポイントになる作品なのかもしれない。それに比べてトムの演技が素晴らしい。と思ったらこの作品でアカデミーの主演男優賞を受賞してるようだ。感動の作品。見て損はないぞ。


さんちゃん評価:4点(感動の作品になってる)
 
 
  
       
1997年作品
 
 
  恋におぼれて
 
 
    恋におぼれて   メグ・ライアン主演のお馴染みになっているラブコメディ。「彼氏を取られた女」と「彼女を取られた男」が二人の住むアパートの向かえのアパートからこっそり覗き見すると言う、なんともストーカー的な作品。でも、そのストーカー風景をいかに面白可笑しく描いているこの映画は、やっぱりメグならではの魅力で突き進んでいく。彼女が出てくるだけでラブコメなんだと頷かせる彼女の魅力は最高だ。

さんちゃん評価:4点(やっぱ、ラブコメはメグだな!

 
  
       
1999年作品
 
 
  ワイルドワイルドウェスト
 
 
    ワイルド・ワイルド・ウェスト   ウィル・スミス主演のナンセンスなコメディ映画。さすがウィル・スミスと思えるほどのコメディがとても爽快で気持ちがいい。ただ、これを映画と言っていいのか?っていわれると答えられない。漫画だ、漫画。でも、そういう部分に惜しみなく金がかけられるところに見る側もワクワクするんだろう。そりゃぁ、「タランチュラ型移動要塞」なんか面白すぎでしょっ。

さんちゃん評価:3点(気分爽快

 
  
       
2000年作品
 
 
  イルマーレ
 
 
    イルマーレ   実はこの映画を紹介したくてこのページを起こしたと言う背景がある。
映画は「猟奇的な彼女」に主演していたあのチョン・ジヒョンが時間がねじれ2年の時を越えた相手と恋愛をする、ファンタジック・ラブストーリー。やっぱ彼女の可愛さがこの映画の魅力の全てだ。ストーリーは、「えっ、うそ!」と思わせるが、ラストは「よかったー」と思えるものだった。胸キュンのラブストーリが久々に斬新に感じた。
ハリウッドはサンドラ・ブロックでリメイクするがイマイチだった。

さんちゃん評価:4点(胸キュン)

 
 
       
  踊る大捜査線 THE MOVIE 
 
    踊る大捜査線 THE MOVIE   ご存知、織田裕二主演の刑事ドラマの初映画版。ドラマの好き嫌いにも寄るが、さんちゃん自身はドラマの方は良く知らない(ドラマが好きじゃなかった)。しかし、この映画は最高に面白い。織田裕二の魅力が詰まっているし、青島とまわりの面々との人間関係が妙に響いてくる。史上最悪の三人も面白いが、青島を中心とした湾岸署の事件を追う姿がいい。そして、エンディングは・・・騙された騙された。涙まで流したというのに・・・!

さんちゃん評価:4点(こういう邦画はいいっすねー)
 
 
 
       
  アリALI 
 
    アリ   カシアスクレイはなぜモハメドアリになったか、徴兵に反対したのに、どうして復帰できたのか・・・
ある程度の謎は解いてくれてますが、こと詳細までは描かれてないのは残念。なぜ、徴兵を断って無罪になったのか・・・そこが良くわからなかった。ま、ロッキー的なノリはあるが、話は実話であるし、この後、アリはいくつかの試合に勝つが引退し・・・ご存知のパンチドランカー症状に悩まされていくのだ。そういう意味では若い頃の勇士を描いたのはなかなか心打たれる。ま、往年のボクシングを知ってる人(猪木との試合とか)には、なんともいえない映画に違いない。ま、もっともっとリアルな話の展開があれば文句はないな。


さんちゃん評価:3点(詳細を描けば4点でも5点でもなるな)
 
 
       
ここからは『さんちゃんの映画日記』(ブログ)の中から気になる作品を掲載します。
         
1999年作品
 
  マルコビッチの穴
 
    マルコビッチの穴   思いっきり不思議なジョン・マルコヴィッチの頭の中に入れると言う映画。
このジョン・マルコヴィッチが何者なのか(どんな俳優)理解はしてなかったが、何故か笑える内容になっていた。中でもジョン・マルコヴィッチ自身が本人に入るシーンが思いっきり滑稽で笑える。当時の評価はそんなに高くはないが、こういう映画が後に単館系にはまっていくと言う狼煙になっていたことを、今になって感じる。是非、不思議な気持ちになって欲しい映画だ。

さんちゃん評価:3点(当時のまま掲載しています!)
 
 
       
2000年作品
 
  バトルロワイヤル
 
    バトルロワイヤル   巷で話題になった衝撃の問題作。
前半の殺し合いに関しては結構辛いものがあるが、後半は徐々に人間性が露呈し、愛とは何かを考えさせる内容になっている。ほとんどの役者達が若いの、ちょっとどうかなぁ〜と思いつつ徐々にはまっていく自分がいることが分かる。目にすることは十二分にあると思った。
日本の映画界も、こういった作品がある限り大丈夫だろうなと言う感じがする。さんちゃん大感激な会心の作品である。

さんちゃん評価:5点(当時のまま掲載しています!)
 
 
       
  リプレイスメント
 
    リプレイスメント   アメリカン・フットボールのあまり表に出ない選手にフォーカスした好作。
ストライキが発生し主力選手が出場しないときに活躍するリプレイスメント。たまの登場でもリプレイスメント同志にチームワークが芽生え勝利に貢献していく。しかし、ストライキが中止されると彼らの役目も終わってしまうと言う物悲しいストーリー。
その活躍の素晴らしさと彼らの輝きにこの1本の価値を見出すことができる映画だ。

さんちゃん評価:4点(当時のまま掲載しています!)
 
 
       
2003年作品
 
  フレディvsジェイソン  ⇒さんちゃん作成スペシャルページ
 
    フレディvsジェイソン   きましたねー。これだから映画は辞められないですね。
夢の競演、夢の対決。とうとうフレディとジェイソンが戦ってしまいました。こんな映画、映画じゃないという意識はありつつも、 ここまで面白楽しくやってくれた監督に感謝したい。もう、ホラーじゃないよコレ。格闘技映画、いや、プロレス映画と言って 差し支えないだろう。
映画好きにはたまらない一本になってるんじゃないかな。でも、まあ、映画として名画とは言えないので、点は低いです。

さんちゃん評価3点(5点の重みのある3点)
 
  
       
  永遠の片想い  ⇒さんちゃん作成スペシャルページ
 
    永遠の片想い   チャ・テヒョン、ソン・イェジン、イ・ウンジュと言う三人が織り成す青春ドラマ。トップスター三人が共演した割には日本ではほとんど 話題にならなかった(この後のチャ・テヒョンとソン・イェジンの『君に捧げる初恋』も話題にならなかった)のは不自然でならない。 興行側の問題だったのだろうか。とは言え、やはり今は亡きイ・ウンジュのカワイイ姿が見れることが嬉しい。個人的に大好きな映画だ。

さんちゃん評価:5点(最高だな)
 
 
       
2007年作品
 
  言えない秘密  ⇒さんちゃん作成スペシャルページ
 
    言えない秘密   映画前半、ハッピーな場面が続き、後半は悲壮感溢れるシーンの連続に胸が痛くなる。その対比がとても魅力的な映画にしている。かなり謎が多い映画なのであまり語ることが出来ないが、映画を魅力的にしている一つの要因に「キャスト」があるだろう。主演のジェイ・チョウ、共演のグイ・ルンメイと個性的な俳優陣が映画のワクワク感を高めている。
映画後半、登場人物が思いのほか関係が絡み合うが、最後のハラハラドキドキに上手く結びついていて、何とも言えない結末を迎える。
絶対的にさんちゃんオススメであることは言うまでもない。


さんちゃん評価:5点(文句なし。これからも語りつづけたい作品)