Hard Rock 7inch Collection ~ 7インチシングルにはアートがある?!

Updated 2022.05.15

Jacket Artist/Title/Songs Label/Format Comment
Island in the Sun ALCATRAZZ
[Island in the Sun]
 A-1. Island in the Sun
 B-1. General Hospital
RCA Records
(UK)
RCA 434
MSG脱退後に若手ギターヒーローを発掘し、結成されたALCATRAZZの記念すべきファーストアルバムからの第一弾シングル。プロモーションビデオにもなっているがYngwie Malmsteen圧巻のギターはここでは若干引き気味で曲の良さを前面に押し出していると言う感じの曲。ポップで聴きやすくシングル向きの曲である。RAINBOWの"All Night Long"を彷彿とさせている。
Neon Knights BLACK SABBATH
[Neon Knights]
 A-1. Neon Knights
 B-1. Children of the Sea (live)
Nippon
Phonogram
(JP)
7PP-5
OzzyからDioへボーカルが交替して制作された「Heaven And Hell」からのファーストシングル。さすがにDioが参加したことでRainbow風味になってしまったが、サウンドのベースはSabbath得意のファストナンバー。Dioの加入はプラスに働いた。不思議なのはB面だが、きっと早々からアルバムのためのプロモーションなどがあったのだろう。とは言えファンからすれば嬉しいライブ収録だ。
Neon Knights BLACK SABBATH
[Neon Knights]
 A-1. Neon Knights
 B-1. Children of the Sea (live)
VERTIGO
/Phonogram
(UK)
SAB 3
上記シングルのUK盤。楽曲よりもジャケットに目が行ってしまう。"Heaven And Hell"のアルバムタイトルをモチーフに描かれたいるようで、日本盤のメンバー写真よりも数千倍にいい。ロニー在籍時の最高の作品として永久保存盤として大切にしたいと思わせる1枚になっている。
Headless Cross BLACK SABBATH
[Headless Cross]
 A-1. Headless Cross
 B-1. Cloak And Dagger
IRS/EMI
(EU)
006 24 1006 7
Tony Martinを加入させたBlack Sabbath。Cozy PowellやNeil Mareyまで顔をそろえていると、どう考えてもBlack Sabbath的ではないと思う通り、渋いカッコ良さ100万点のHard Rockになっている。あまりにカッコ良すぎる。B面はまさにBlack Sabbath的な曲のはずがTonyの絶妙な歌唱によって、Black Sabbath感は薄れている(それでいいのか?)。だが、Hard Rockのカッコ良さが凝縮されてるだけに文句は言えない。Black Sabbath名義じゃなきゃ良かったのに・・・。
Jelly Roll BLUE MURDER
[Jelly Roll]
 A-1. Jelly Roll
    (Love Will Break Your Heart)
 B-1. Black-Hearted Woman
GEFFEN
(US)
7-22885
John Sykes率いるトリオバンドの1stアルバムからの2ndシングル。テンポのいいAメロに対してサビの部分からはスローで重い感じで二面性をもった佳曲である。B面はアルバムラストを飾る曲でWhitesnakeのアルバムに収録されていても違和感のないファストナンバー。ジャケットはこの当時のSykesの魅力を投影しているが、ちょっと趣味悪いと思う。
You Keep On Movieng DEEP PURPLE
[You Keep On Moving]
 A-1. You Keep On Moving
 B-1. Comin' Home
Warner-Pioneer
(JP)
P-1421W
第四期DEEP PURPLE「Come Taste The Band」からのファーストシングル。David+Glenn+Tommyと言う方程式が明確に表れた曲だろう。ただTommyのFunkは抑えられてDavidのブルースフィーリングを強く出した曲と言える。第四期DEEP PURPLEの名曲と言えよう。B面はアルバムトップを飾る曲。British Hard Rockでキーボードを前面に出すと違和感があるかなと思わせる。ジャケットは見ての通り芸がない。
Photograph DEF LEPPARD
[Photograph]
 A-1. Photograph
 B-1. Bringin' on the Heartbreak
VERTIGO
/Phonogram
(UK)
VERP 5
Phil Collen加入後の「Pyromania」からのファーストシングル。このシングルで彼らは大ブレイクする上に80年代のHRを代表する曲と言って過言ではないだろう。このシングルの話題はジャケットのカメラの部分が起き上がり、ファインダーを覗くとマリリンモンローの姿が見れると言う仕掛けがされている。B面の曲は前のアルバム収録曲のリメイク盤。
Rock Of Ages DEF LEPPARD
[Rock of Ages]
 A-1. Rock of Ages
 B-1. Action! Not Words
VERTIGO
/Phonogram
(UK)
VER 6
大ヒットアルバムからの第二弾Single。印象的な曲をSingle Cutしてはいるものの、A/B面共に前発Single、後発Singleほどのインパクトがない。加えてジャケットもイマイチとあれば単に勢いだけで リリースしたとしか思えない。隅から隅まで見ま渡してもこんなSingleがリリースされたのはPhotographのヒットがなせる技としか思えない。ガッカリなSingleだ。
Holy Diver DIO
[Holy Diver]
 A-1. Holy Diver
 B-1. Evil Eyes
VERTIGO
/Phonogram
(UK)
DIO 1
1st Singleは"Stand Up Shout"だと思ったらそうじゃなかったようだ。確かにアルバムを代表する曲だし、PVはかなり臭いが彼らを印象付けるミドルテンポの名曲である。B面は彼らの曲の中にたまにあるFastなナンバーだ。Ronnieも去る事ながらやはりVivianのギターが冴えわたる曲だ。十分にシングルを支える曲である事には間違えないようだ。1st Albumからの1st Singleにしては十分な出来だと思う。
Rainbow In The Dark DIO
[Rainbow In The Dark]
 A-1. Rainbow In The Dark
 B-1. Stand Up And Shout (live)
Phonogram
(UK)
DIO 2
Ronnieが大活躍のB級ビデオで有名な曲ではあるが、注目のLiveトラックは1983年のMonsters Of Rockからのパフォーマンスであることが注目されるべきところだ。ジャケットがないのは残念だ。
We Rock DIO
[We Rock]
 A-1. We Rock
 B-1. Holy Diver (live)
Phonogram
(UK)
DIO 3
DIOの2ndアルバム「The Last in Line」からのファーストシングル。DIO節炸裂のタイトルソングだ。テンポも良くアルバムオープニングナンバーとして収録されているのも理解できる。Vivianのギターも冴えており聴き所満載な曲に仕上がっている。また、B面はファーストアルバムのタイトルソングをライブ収録。こちらも聴きごたえあり。ジャケットはアルバムより。
Mystery DIO
[Mystery]
 A-1. Mystery
 B-1. Eat Your Heart Out (Live)
Phonogram
(UK)
DIO 4
DIOの2ndアルバム「The Last in Line」からのセカンドシングル。後発される"Hangry For Heaven"のための1曲のような気がしてならない。真実は謎だが、確かに"Mystery"と"Hungry For Heaven"はウリ二つだ。B面はアルバム最後を飾る曲のLive Take。2012年になってリリースされたDeluxe晩のDisc-2のオープニングも飾っているこの曲は、アルバムラスト曲という不利な立場の曲でありながらも彼らの魅力をギッシリ詰め込んだ曲であり、ライブテイクというのもファンへの嬉しいプレゼントになっていると思える。結局、A面に疑問符がついちゃうのよね。
Rock 'n' Roll Children DIO
[Rock 'n' Roll Children]
 A-1. Rock 'n' Roll Children
 B-1. The Last in Line (live)
Phonogram
(UK)
DIO 5
DIOの3rdアルバム「Sacret Heart」からのファーストシングルでPVにもなっている曲。DIOの曲をポップな曲にしてもDIOのままだったと言う典型的な曲。手持ちのシングルがこの曲と前出の「We Rock」しかないがB面はLive曲を収録するのが定番なんだろうか???ファンにはかなり嬉しいかもしれない。劣等感のあるアルバム未収録曲を入れるよりは数十倍いい。ジャケットはアルバムイメージだが今になって思えばちょっとチープだ。
The Dio E.P. DIO
[The DIO E.P.]
 A-1. Hungry For Heaven
 B-1. Hide In The Rainbow
 C-1. Shame In The Night
 D-1. Egypt (The Chains Are On)
Phonogram
(UK)
DIOEP 7
DIOの3rdアルバム「Sacret Heart」からと言うか彼らには珍しい2曲入りシングル2枚組のシングル。曲も各アルバムから1曲づつと未発表曲を1曲とマニア泣かせのE.P.となっている。ジャケットはこれでもかと思わせるDIOのロゴになっているが、ちょっとチープ過ぎる様な気もする。3枚のアルバムジャケットをうまく融合させたようなジャケットなら良かったのにな・・・。まぁ、内容のボリューム感は評価したい。
Breaking The Chains DOKKEN
[Breaking The Chains]
 A-1. Breaking The Chains
 B-1. Breaking The Chains
Electra/Asylum
(USA)
7-69778
Promotion Copy
Not For Sale
残念なことにジャケットなし。彼らのファーストアルバムからのタイトルソング。チープなビデオを思い出してしまうが、曲は新人バンドとしては十分に合格だ。Dokken節は既にこの時点で完成されてるように思える。しかし、レコードナンバーを見ると分かるが実は"Alone Again"よりも後だと言う事がわかる。実は"Under Lock And Key”がヒットしてから"Breaking The Chains","Tooth And Nail"はプロモーションされているようだ。
We're Illegal DOKKEN
[We're Illegal]
 A-1. We're Illegal
 B-1. Paris
CARRERE
(UK)
CAR 229
ヨーロッパでリリースされたファーストアルバム「Breakin' The Chains」からのシングル。日本でもリリースされたUS盤には"We're Illegal"と言う曲は収録されていないが、"Live to Rock(Rock to Live)"のタイトルでリメイクされている。B面の"Paris"とは"Paris is Burning"の事で彼らのナンバーの中では初期の名曲。なかなか珍しいシングルであることには間違いない。
Just Got Luckey DOKKEN
[Just Got Luckey]
 A-1. Just Got Luckey
 B-1. Just Got Luckey
Electra/Asylum
(USA)
ED 5038
Promotion Copy
Not For Sale
アルバム「Tooth And Nail」収録曲で鏡の中のパフォーマンスを用いたPVが印象的で、ポップな曲調がより一層彼らの魅力を引き出している。彼らの魅力はそんなポップな部分とエレガントなドンのヴォーカルとエッジの効いたリンチのギターソロ。この曲はバランス良く出来あがっている。シングル盤はプロモーション用の為なのかA/B面とも同じ曲が収録されている。ジャケット無しは残念だ。
Alone Again DOKKEN
[Alone Again]
 A-1. Alone Again
 B-1. Alone Again
Electra/Asylum
(USA)
7-69650
Promotion Copy
Not For Sale
アルバム「Tooth And Nail」収録の絶品バラード。
"Into The Fire"のヒットで"Just Got Lucky","Alone agein"の流れでPVも制作されて一躍スターダムにのし上がった彼らの一連のシナリオの最後にしては巧く出来あがっている様な気がする。そういう意味ではこの曲がうまく出来あがっているところが彼らの魅力を決定づけているのだろう。このシングル盤もプロモーション用であり、ジャケットもなく残念だ。
In My Dreams DOKKEN
[In My Dreams]
 A-1. In My Dreams
 B-1. Til The Livin' End
Electra/Asylum
(USA)
7-96563
アルバム「Under Lock And Key」収録のDokkenを代表するナンバー。ミドルテンポでありつつ彼らの特徴である明確な起承転結、そしてエッジの効いたギターソロと文句のつけようのない曲だ。一方、B面は彼らが勢いのままに作った様な曲だが、計算されてない荒削りな部分が露呈している分、魅力的に感じる。ジャケットがないのは残念。
In My Dreams DOKKEN
[In My Dreams]
 A-1. In My Dreams (edit)
 B-1. Til The Livin' End
Electra/Asylum
(Germany)
WE 171
上記シングルのドイツ盤。
収録曲も同一("In My Dreams"に"edit"とついているが、ギターソロの途中がバッサリカットされてる同じバージョン)なのでコメントはありませんが、ジャケットはとりあえず作りました的な感じがするのが残念。無いよりはマシって発想なんだろう。
Dream Worriors DOKKEN
[Dream Warriors]
 A-1. Dream Warriors
 B-1. Dream Warriors
Electra/Asylum
(USA)
7-69483
Promotion Copy
Not For Sale
「エルム街の悪夢III/惨劇の館」の主題歌を収録されたシングル。ジャケットにもフレディの顔と映画をイメージしたイラストが描かれている。ただ、ジャケット裏面にはカップリング曲"Back For The Attack(Previously Unreleased)"も記載されているが、Promotion盤のためA/Bとも同一曲が収録されていて残念だ。が、曲自体が彼ららしく一応は楽しむ事ができる。
Dream Warriors DOKKEN
[Dream Warriors
 - Theme from
       A Nightmare on Elm Street 3]
 A-1. Dream Warriors
 B-1. Into the Fire
One Way Static
(CZ)
Yellow Vinyl
OWS08
2015年になってアナログ盤の便乗したのか、突然リリースされた。チェコでプレスされ耳にしないレーベルからリリースされているが、ワーナーのライセンスだと明記されているので海賊盤ではないようだ。盤面も黄色という単にプレスしました感が薄いのが交換もてる。カップリング曲がオリジナルと違っているのは残念だが、ヒット曲"Into The Fire"はイイかも知れない。
Burning Like A Frame DOKKEN
[Burning Like A Frame]
 A-1. Burning Like A Frame
 B-1. Lost Behind The Wall
Electra/wea
(UK)
EKR 67

アルバム「Back for the Attack」からのファーストシングル。彼ららしい曲ではあるが、これまでの曲に比べて何のギミックもなくインパクトがない。B面の曲もアルバム収録曲だが、とりあえず入れたという感じがしてならない。その上、ジャケットもおざなりに見えている。結局は、バンドの終焉が近かったと言う事の現れだったのではないかと勘ぐってしまう。
The Fonal Countdown EUROPE
[The Final Countdown]
 A-1. The Final Countdown
 B-1. On Broken Wings
CBS Records
(Holl)
EPCA 7127
賛否両論の3rdアルバムから最初のシングルだが、これまた問題のタイトルソング。まさにヒットを狙った路線ではあるが、デビュー当時からの彼らのウリであるノーラムのギターがほとんど聞こえないのである。ソロの部分でようやく聞こえはするものの、ファンからすれば既に手遅れ。心は離れてしまっている。B面はさらにPopなナンバーでここには我々が好きだったEUROPEは存在しない。残念だ。
Rock The Night EUROPE
[Rock the Night]
 A-1. Rock the Night
 B-1. Seven Doors Hotel
HOT
  International
/EMI
(Holl)
EPC 650171 7
Albumからの第二弾ではあるが・・・ジャケットもJohnのいるラインナップではあるが・・・この曲をプロモートしようと言うタイミングではJohnはすでにいない。曲を聴くとよくわかるが、前Single同様にさんちゃんが思うEuropeはここにはいない。こんなPopな曲を聴かせてくれても何も楽しくもない。そういう意味ではB面のリメイク盤"Seven Doors Hotel"が悲しく聞こえる。どういう思いでこの2曲をシングルとしてリリースしたんだろうか?より一層失望させるに違いないのに・・・あの頃のEuropeは最高だったのに・・・。
Ope Your Heart EUROPE
[Open Your Heart]
 A-1. Open Your Heart
 B-1. Just the Beginning
CBS/Epic
(Holl)
EPC 653097 7
まぁ、ここまで来るともうどうでもいいんじゃないかって思うくらいで、特別どうだと言うコメントはない。どうしてこんな悲しい事をするのだろうか?Joeyの思いが何も伝わってこない。B面の曲は一段とKeybourdがなり響いている曲だ。あのEuropeはどこに行ったのが必死に探すのだが何も見えてこない。ジャケットまでもがもう情けない。こんな事をしても結局は人気もとれないと言うのに、何を血迷っているんだろうか??? ま、その後、Johnを呼びもどすが既に手遅れ。もうどうにもならない状態だ。
Hot Gossip G-FORCE
[Hot Gossip]
 A-1. Hot Gossip
 B-1. Because of your Love
Jet Records
(UK)
JET 183
G-FORCE唯一のアルバムからの第一弾シングル。元々アルバムを通してポップな感覚が強いが中でも群を抜いてポップ感が強い曲でありマーケットを意識している事が伺える(プロモーションビデオまで作ってどれだけの反応があったか不明ではあるが・・・)。ジャケットはアルバムから引用されているのでアルバムイメージが強く現れていて、アルバムのプロモーションとしては十分合格だ。
You G-FORCE
[You]
 A-1. You
 A-2. Trust Your Lovin'
Jet Records
(UK)
JET 194
アルバムオープニングナンバーで世の中のギターキッズは「これこそがGary Mooreだっ!」と思える曲。しかし、A面もさることながら注目はB面の未発表曲だが・・・。アルバムに収録されなかった曲(捨て曲)をマテリアルの無い中から拾ってあげたと言う感じは否めない。とりあえず曲自体の希少価値と言う程度の価値しかないか・・・。
White Knuckles G-FORCE
[White Knuckles/Rockin' & Rollin']
 A-1. White Knuckles/Rockin' & Rollin'
 B-1. I Look at You
Jet Records
(UK)
JET 7005
アルバムの中でGaryの弾きまくりの曲をシングルとしてリリースするところが凄いがB面にスローなナンバーを収録するところはちょっと疑問だ。しかしこのシングルの大きなポイントはプロモーション的な安っぽいジャケット写真だろう。「やっとG-Forceらしいシングルがリリースされた」と言う感覚とのギャップが笑える。しかしシングル3枚リリースするJetの思惑がわからないが、契約をクリアする為の条件だったような気がしないでもない・・・。
Parisienne Walkways GARY MOORE
[Parisienne Walkways]
 A-1. Parisienne Walkways
 B-1. Fanatical Facist
MCA
(UK)
MCA 419
Gary Mooreを代表する名曲「パリの散歩道」のシングル。アルバム「Back on the Streets」からのシングルである。ジャケットがかなり渋いが、「パリの散歩道」と言うのはこういうイメージなのか?もっと冬木立ちの中を歩いているように感じていました。B面はアルバムからの曲で、ロックサイドなGaryはここでは皆無だ。しかし泣きのギターは健在だ。
Always Gonna Love You GARY MOORE
[Always Gonna Love You]
 A-1. Always Gonna Love You
 B-1. Cold Hearted
Virgin Records
(UK)
VS 528
80年頃にHard Rockにハマった連中はこの曲をなくして何も語れないだろうし、この曲があったからこそHard Rockにドップリとハマったんだろうと思える名曲中の名曲。ギターの泣きを最初に教えてもらった曲と言っていいだろう。このシングル、B面を含めてどこを切ってもGary Mooreしか出てこない。そんなSingleを初めて聴いたような気がする。何か文句をつけたい気持ちもあるが何も思いつかないくらいの名盤である。これを機にGaryはスターダムにのし上がるのは説明もするまでもない事実だ。
Hold On To Love GARY MOORE
[Hold On To Love
 - Limited Edition Shaped Picture Single]
 A-1. Hold On To Love
 B-1. Devil In Her Heart
10 Records
(UK)
TENS 13
アルバム「Victim Of The Future」からのファーストシングル。若干Popなイメージが強い曲ではあるが、要所要所でGaryらしいフレーズが冴えわたる曲だ。しかし、B面の曲の方が(売れるか売れないかは別として)彼らしい曲に感じる。そういう意味でこの2曲のカップリングも強力と言えよう。加えて彼にとっては初めての変形ピクチャー盤というインパクトも大きい。ピクチャー盤は存在していたと思うが、変形ピクチャーは初めてだったと思うし、ギターのピックをモチーフにしてるところはニクイ。アルバム第一弾としては十分合格点だったと思う。
Shapes Of Things GARY MOORE
[Shapes of Things]
 A-1. Shapes of Things
 B-1. Blinder
10 Records
(UK)
TEN 19
Powerfullな曲をシングルに収めてきた。A面はRockな名曲をCoverしているがB面はインストナンバーでGaryも弾きまくりで気持ちがいい。まぁ、インパクトを与えるようなシングルにはなっていないが、ここまでの遊び心がかなりニクイ。GaryゆえのGaryらしい面白いSingleになっていると思う。ま、どちらかと言えばコレクター向きだな。
Empty Rooms GARY MOORE
[Empty Rooms - Limited Edition Doublepack]
 A-1. Empty Rooms
 B-1. Out of my System
 C-1. Parisienne Walkways (live)
 D-1. Murder in the Skied (live)
10 Records
(UK)
TEN D 58
名曲"Empty Rooms"をメインとした2枚組EP。彼の場合は作品の善し悪しは大差がないので4面あってもそれぞれで楽しめると言う内容になっている。ハイライトはやはり"Parisienne Walkways"だろう。彼の永遠のテーマソングと言っても過言ではないだろう曲もいつも通り泣きのギターで哀愁の感涙を誘う。Gary Moore Worldならでわの1(2)枚。引き目のGaryはカッコイイと思わせる秀逸なジャケットだ。
Over the Hills and Far Away GARY MOORE
[Over the Hills and Far Away
   - Limited Edition Double Pack]
 A-1. Over the Hills and Far Away
 B-1. Crying in the Shadows
 C-1. Out in the Fields (live)
 D-1. All Messed Up (live)
10 Records
(UK)
TEND 134
Double EP
名盤「Wild Frontier」からのファーストシングル。アイルランドのケルト民謡をモチーフにした曲。バラード曲とのカップリングシングルにPhil Lynottと共演したC-1を含むライブ曲2曲のシングルとともにパッケージしたダブルEPセット。A-1はGary Moore入魂の一曲と言う感じだ。そして注目はPhil Lynottとの共演だろう。二人とも故人になった今、ハードロックファンには心地の良い共演だ。
Wild Frontier GARY MOORE
[Wild Frontier]
 A-1. Wild Frontier (7" Version)
 B-1. Run for Cover (live)
 C-1. Wild Frontier (live)
 D-1. Murder in the Skies (live)
10 Records
(UK)
TEND 159
Double EP
名盤「Wild Frontier」からのセカンドシングル。Gary Mooreらしい曲をシングルとしているが、アルバムのプロモーションとしては「Over the Hills...」をファーストシングルにしたのは正解だろうし、セカンドシングルには一番「らしい曲」を持ってきたのも自然の成り行きと言ったところだろう。見開きのジャケット内側にはアイルランドを思わせる写真が使われていていい感じだ。
Take A Little Time GARY MOORE
[Take A Little Time - Limited Edition Double Pack]
 A-1. Take A Little Time
 B-1. Out in the Fields
 C-1. All Messed Up (live)
 D-1. Thunder Rising (live)
10 Records
(UK)
TEND 190
Double EP
名盤「Wild Frontier」からのシングル。ここまでくるとそろそろネタ切れ感が隠せない。いまさらの"Out in the Fields"の収録に苦笑いか?ただ、C面/D面では生々しいライブが聴けることだけがこのシングルの聴き処だと思う。ジャケットもなんからしくなくちょっと残念でならない。この辺りからハードロック路線も陰りが見えてきてブルースに転向してしまったのかもしれないな。
Out In The Fields GARY MOORE & PHIL LYNOTT
[Out in the Fields - Limited Edition Double Pack]
 A-1. Out in the Fields
 B-1. Military Man
 C-1. Still in Love With You
 D-1. Stop Messin' Around
10 Records
(UK)
TEN 49
Double EP
突然、GaryはPhilと共作をする。思いっきりハードロック然とした名曲を発表する。合わせてビデオクリップも作成するが、二人のミニタリー姿が何とも言えない。ただ、このシングルが二人の最後の共演になるとはだれもが思わなかったはずだ。Garyはこの後に「Wild Frontier」を発表するが、その際もミニタリー姿で登場し、Philの姿を追い続けていた事をこのジャケットをみて想い出してしまう。
Night Games GRAHAM BONNET
[Night Games]
 A-1. Night Games
 B-1. Out On The Water
Vertigo
/Phonogram
(UK)
VER 1
アルバム「Line Up」からの第一弾シングル。A面はオリジナルではなくEd Hamiltonと言う人の曲。Grahamのヴォーカルが曲の良さと重なりあって印象的な曲に聞こえる。B面はアルバムからの曲。ジャケットはサングラスをかけていない写真なのでRAINBOWの彼やアルバムジャケットを見慣れていると「誰だ?」と思う。それだったらアルバムを意識したジャケットを模索した方が良かったのではないか。
Liar GRAHAM BONNET
[Liar]
 A-1. Liar
 B-1. Bad Days Are Gone
Vertigo
/Phonogram
(UK)
VER 2
アルバム「Line Up」からの第二弾シングル。2枚目のシングルにしてはインパクトがないと感じる。他の曲が良かったのでは?それよりもB面に注目したい。2ndアルバムに一時的に収録されている曲だそうだ。日本語タイトルは"孤独の叫び"と言うアルバムタイトルと同じだ。ジャケットは一番らしい姿を見ることができるが、後ろには親友Cozy Powellの姿が見て取れる。GrahamはCozyとのバンドを目論んでいたのだろう。
That's The Way GRAHAM BONNET
[That's The Way That It Is]
 A-1. That's The Way That It Is
 B-1. Don't Tell Me To Go
Vertigo
/Phonogram
(UK)
VER 4
アルバム「Line Up」からの第三弾シングル。日本盤では"哀愁のヒーロー"なるタイトルが付けられた曲だ。シングル曲としては十分に応えている。B面は未発表曲だが、かなりインパクトが弱い。とりあえず残っていたマテリアルを収録したと言う感じか。ジャケットは白黒刷りだがGrahamを巧く浮き彫りにしている好ジャケットだ。
We're An American Band GRAND FUNK RAILROAD
[We're An Amerian Band]
 A-1. We're An American Band
 B-1. Creepin'
Toshiba
(JP)
ECR-10405
アメリカンハードロック永遠の名曲と言える。覚えやすいメロディーラインにパワフルなドラムにボーカル。パワーありつつもアメリカンなライトに仕上がっていてポップな感じになっている。そこが好みの分かれどころではあるが・・・個人的には「たまに聴くからいいのか」と言う感覚が強い。ジャケットは・・・なんか残念な感じがする。
Rock You To Hell - Flexi GRIM REAPER
[Rock You To Hell - Flexi-Disc]
 A-1. Rock Me 'Till I Die
 A-2. Night Of The Vampire
 A-3. Rock You To Hell
RCA/BMG
(??)
??????
Album「Rock You To Hell」プロモーション用のFlexi-Disc(ソノシート)だ。台紙に貼られているために、A面のみ曲が収録されているが、33回転のようで3曲も収録されている。まぁ、アルバム自身が同じようなテンションなので、選曲がどの曲でであってもいいかなと。ソノシートが存在している事で十分な存在感だ。白黒ってのも何ともそそっている。
Running Free IRON MAIDEN
[Running Free]
 A-1. Running Free
 B-1. Burning Ambition
Parlophone
(EU)
5032
2014年Re-Print盤。オリジナルは1980年のリリースで彼らの1stシングル。アルバム「Iron Maiden」収録曲で長い歴史のオープニングを飾る彼ら独特の世界観のナンバー。いきなりSteve Harrisのベースラインでスタートし、聞いてる側をドキドキさせてくれる。彼らの活動の歴史の中でこの曲は、彼らライブでの大定番曲として扱われる事になる。B面はアルバム未収録曲を収録しているが彼らのオリジナル曲で面白い曲ではあるが、特別コメントはない。
Run to the Hills IRON MAIDEN
[Run to the Hills]
 A-1. Run to the Hills
 B-1. Total Eclipse
Parlophone
(EU)
5263
2014年Re-Print盤。オリジナルは1982年のリリースで彼らの6thシングル。アルバム「The Number of the Beast」収録曲でヴォーカルがPaul Di'AnnoからBruce Dickinsonへチェンジしての第一弾シングル。Paul時代は若干Punk色が強かったがBruce加入後はHardRock然としてファンを一段と喜ばせてくれたと思う。B面はアルバム収録曲であまりインパクトはないなぁ。
Icarus IRON MAIDEN
[Flight to Icarus]
 A-1. Flight to Icarus
 B-1. I've Got the Fire
Parlophone
(EU)
5378
2014年Re-Print盤。オリジナルは1983年のリリースで彼らの8thシングル。アルバム「Piece of Mind」収録曲。この頃になるとシングル曲がアルバム中の1曲と言うよりも、アルバムのコマーシャル的なサウンドプロダクションになっているように思える。アルバム曲とシングル曲とに分けているように感じるのは気のせいか。B面は思いっきり遊び心かMontroseの名曲を収録。まるでライブのアンコールを聞いているようで楽しい。
2 Minutes to Midnight IRON MAIDEN
[2 Minutes to Midnight]
 A-1. 2 Minutes to Midnight
 B-1. Rainbow's Gold
Parlophone
(EU)
5489
2014年Re-Print盤。オリジナルは1984年のリリースで彼らの10thシングル。アルバム「Powerslave」からのシングルで、彼らのライブでは欠かせない曲になっている。また、2002年に発売された「Grand Theft Auto: Vice City」で使用されていると言う・・・。B面はSteveの遊び心の究極のようだが、プログレバンドのBeckettが74年に発表された曲で、Maidenのバージョンはオリジナルに忠実な感じである。
Aces IRON MAIDEN
[Aces High]
 A-1. Aces High
 B-1. King of Twilight
Parlophone
(EU)
5502
2014年Re-Print盤。オリジナルは1984年のリリースで彼らの11thシングル。アルバム「Powerslave」からのシングル。「Live After Death」ではオープニングナンバーとして使われた曲でライブ映えするナンバー。その時代毎にオープニングナンバーは変わっているが、個人的にはいつもこの曲であってもらいたいと思う曲。B面は今回もプログレッシブロックバンドの曲を採用しているが、Nektarが72年に発表した曲を取り入れてる。元々Hard Rockに通じる楽曲なんだな。
Run to the Hills IRON MAIDEN
[Run to the Hills (live)]
 A-1. Run to the Hills (live)
 B-1. Phantom of the Opera (live)
Parlophone
(EU)
5542
2014年Re-Print盤。オリジナルは1985年のリリースで彼らの12thシングル。アルバム「Live After Death」からのシングルで文字道りライブ盤シングルとなっている。まぁ、ライブのハイライトとなるオープニング2曲はシングルとしてリリースされたばかりなのでここでのシングルにはならなかったが半面、懐かしい曲がシングルとしてリリースされたのは嬉しい。ジャケットはオリジナルと変わっていて中央部分をクローズアップした形になっている。
Love is Meant... JOHN NORUM
[Love Is Meant...]
 A-1. Love Is Meant...
   (To Last Forever)
 B-1. Don't Believe A Word
CBS
(UK)
CBS 651047 7
「ギターが聴こえない!」としてEUROPEを脱退したJohnのソロアルバムからの第一弾シングル。Johnがイメージした"The Final Countdown"こそがこの"Love Is Meant To Last Forever"に他ならない。ギターがかなり唸っていて、あのアルバムがJohnにとってかなりの不満だった事が伺える。B面はThin Lizzyのナンバー。John Norumが十分に堪能出来る!!!
Let Me Love You JOHN NORUM
[Let Me Love You]
 A-1. Let Me Love You
 B-1. Wild One
CBS
(UK)
CBS 651187 7
アルバム「Total Control」からのシングル。ギターに陶酔しながら弾く姿がなんとも言えないジャケット写真に内容への期待が高まる。上記シングルほどキャッチーでないにしろJohn Norumらしい曲が収録されている。B面は今回もThin Lizzyのナンバーを収録。彼のThin Lizzy好きが垣間見れるシングルになっている。
Please Don't Leave Me JOHN SYKES
[Please Don't Leave Me]
 A-1. Please Don't Leave Me
 B-1. Please Don't Leave Me
   (Instrumental)
MCA
(UK)
MCA 792
日本国内では希少価値の1枚として15,000円を超える値が付いてる幻の名盤。曲はA面はPhil Lynottの歌入りでB面は歌ナシのインストゥルメンタル。ハードな曲と思いきやGary Mooreをも彷彿とさせる絶品バラードになっている。ま、当然、ギターソロはSykesらしい弾きまくりになっている。このシングルは曲の良さもあるがアップに耐えられるSykesのこのジャケ写だろう。本来ならギターでももったバストショットあたりが狙いになるのだが、逆にいかにもな写真ではなく美形である彼の顔を用いたのは正解だろう。ちなみに2,300円程度で入手。
Who's Crying Now JOURNEY
[Who's Crying Now]
 A-1. Who's Crying Now
 B-1. Escape
CBS Inc.
(UK)
A 1467
大ヒットアルバムからの第一弾シングル。アルバムからは何曲かのヒットが生まれたが、この曲が最初にヒットしたことで、他の曲が後から追随したという感じだ。この曲は全体的にミドルテンポの曲で正に彼らの得意とする曲調だと思う。アルバムを聞く前にこの曲を聴くことで徐々に気持ちが昂ると言ったところだろうか。全米4位まで上昇した曲でもある。彼らのポジションを確定させたようなそんな気がする。
Separate Ways JOURNEY
[Separate Ways]
 A-1. Separate Ways
 B-1. Frontiers
CBS Sony
(JP)
07SP 678
アルバム「Frontiers」からのファーストシングル。これ以前の彼らは名盤「Escape」などもあり、数多くのシングルをヒットさせてきたが、この曲もその延長線にあり彼らの持っているロックテイストの強めの曲だ。アメリカンハードロックもロック色を強めに押し出すといい感じのハードロックとなる好例だ。B面はアルバムタイトル曲だが・・・こういう曲がアメリカンハードロックを嫌いにさせる理解の出来ない曲だ。
Because The Night KEEL
[Because The Night]
 A-1. Because The Night
 B-1. Rock And Roll Animal
VERTIGO
/Phonogram
(UK)
KEEL 1
アルバム「Final Frontier」からのファーストシングル。オリジナルではないが、彼らにマッチした佳曲となっている。当時作成されたPVも彼らの一生懸命な姿を巧く写し出されていた。B面はアルバムからで彼らのワイルドな一面をうまく表現していて、秀逸な一枚となっている。ただ、ジャケットがアルバムとなんら変わりがないと言うところが残念だ。アルバムをモチーフにもう少し変化のあるジャケットだったら良かったのに・・・と思ってしまう。
Do You Like It KINGDOM COME
[Do You Like It]
 A-1. Do You Like It
 B-1. Highway 6
Polygram
(US)
KCS 3
PV"Break Down The Walls"でハードロックを喜ばせたと思ったらアルバムを聴くと結局はLed ZeppelinのコピーバンドでガッカリさせたSTONE FURY、その後のボーカルのLenny Wolfが結成したバンドの2ndアルバムからのファーストシングルとしてハードロック然とした曲をリリース。彼の"たまに"の1曲がカッコ良くてたまらない。アルバムで聴いちゃいけない珍しいバンドでもある。
Black Dog LED ZEPPELIN
[Black Dog]
 A-1. Black Dog
 B-1. Misty Mountain Hop
Warner-Pioneer
(JP)
P-1101A
「IV」からのシングル。巷では"天国への階段"や"ロックンロール"の方が有名ではあるが、こちらの曲の方が彼等らしいと思う。プラントのボーカル、ペイジのギター、ボンゾのドラム・・・それぞれが炸裂した所のハードロックがとても気持ちがいい。ZEP中期の名演シングルだと言って問題ないだろう。ジャケットの写真は日本公演?
Too Little For Your Love MAMA'S BOYS
[Too Little of You to Love]
 A-1. Too Little of You to Love
 B-1. Freedom Fighter
SPARTAN Records
(???)
SP6
アルバム「Turn It Up」からのファーストシングル(ナンバーからしてそう感じるが・・・)のようだが、インパクトが全くない上、前のアルバムに収録されていた"In The Heat of the Night"に似ているような気がする。また、B面の曲は"Runaway Dreams"の二番煎じと言うのは否めない。それらしいフィドルでのソロも収録されている。「このシングル、アリか?」と言う言葉が出てしまう。
Midnight Promises MAMA'S BOYS
[Midnight Promises]
 A-1. Midnight Promises
 B-1. Lonely Soul
SPARTAN
Records
(???)
SP11
アルバム「Turn It Up」からの(多分)セカンドシングルだが前作よりも彼ららしい曲をリリース。A/B面とも佳曲。前作もそうだがジャケットを見るとLeeと契約があったと思われる。Tシャツ・Gジャン・オートバイの組合せのジャケット写真だが彼らとアンマッチな感じがして笑える(Tシャツはハードロックバンドをイメージしてたのかなぁ~)。やはり演奏シーンを用いた方が彼ららしいと思う。
In The Heat Of The Night MAMA'S BOYS
[In The Heat Of The Night]
 A-1. In The Heat Of The Night
 B-1. Reach For The Top
Ultra Noise
/Albion
(??)
ION 1038
アルバム「Plug It In」からのシングル。アルバムのオープニングを飾りシングル向きでポップな一面もあり、Mama's Boysの魅力を十分に感じられるナンバー。ただ、アルバムと共にジャケットが物足りないな。不格好でも上のシングルのジャケットくらいやってほしいものだ。
Needle In The Groove MAMA'S BOYS
[Needle In The Groove]
 A-1. Needle In The Groove
 B-1. Hard Headed Ways
Ultra Noise
/Albion
(??)
ION 1041
恐らく彼らにとって一番思い入れがあるだろう曲のオリジナルバージョンのシングル盤。テクノポップ調の加工されたヴーカルが気にかかるところだが、曲のベースは85年とほぼ同じ。(このバージョンはエンディングがフェードアウトでそこから弾きまくっている状況が垣間見れるが・・・。)B面はオーソドックスなハードロックに彼らのエッセンスを加えた感じの曲でA面に比べたら未完成感がただよっている。ジャケットも安っぽい。
Crazee=ee=pee MAMA'S BOYS
[CRAZEE=EE=PEE]
 A-1. Mama We're
   All Crazee Now
 B-1. Crazy Daisy's
   House of Dreams
 C-1. Runaway Dreams
 D-1. Gentleman Rogues
JIVE Zomba
(UK)
JIVE G 71
Double EP
ワールドワイド盤「Mama's Boys」リリース時のシングルだが、A-1がQUIET RIOTと被ってしまい大コケをしてしまった2枚組のEP。しかし、選曲はかなり考えられているようでアルバムのほぼハイライトと言って問題はないだろう。このタイミングの彼らのサウンドを十二分に伝えていると思う。ジャケットもライブでは強いと言われていた彼ららしい演奏写真と新たに作られたロゴマークに好感が持てる。
Needle In The Groove MAMA'S BOYS
[Needle in the Groove]
 A-1. Needle in the Groove
 B-1. Don't Tell Mama
JIVE/Zomba
(Germany)
6.14373
名盤「Power And Passion」からのシングル。
以前のアルバムに収録されていた事を考えると彼らの思い入れが強い曲であり彼らを代表する曲であるのは十分に分かる。ジャケットには「Power And Passion」当時に良く使われていた宣材写真を用いているシングルであり、裏ジャケを見るとKERRANG!とのタイアップが伺える。ただ、シングルとしては"Power And Passion"の方が良かったように思えるが・・・。
Needle In The Groove - Picture MAMA'S BOYS
[Needle in the Groove
   - Shaped Picture]
 A-1. Needle in the Groove
 B-1. Don't Tell Mama
  上記シングルの変形ピクチャー盤。
アルバムの初回版にピクチャー盤か付録として付いていた事を考えれば、予測できた変形ピクチャー盤ともいえるが、マニアには魅力的なモノとなっている。
Waiting For A Miracle MAMA'S BOYS
[Waiting for a Miracle]
 A-1. Waiting for a Miracle
 B-1. Lightning Strikes
JIVE/Zomba
(Germany)
6.14968
兄弟以外のメンバーが参加したアルバム「Growing Up The Hard Way」からのファーストシングル。これまでの彼らの曲と比べるとスマートな感じが強くなり、個人的には物足りない。アルバム全体がスマートな感覚が強く、その中からシングル向きと言う意味ではこの曲が採用されたのは順当なところだろう。曲自体は高いレベルではあるが・・・。反面、ドキッ!と思わせるこのジャケットはなかなか良くできていると思う。
Waiting - Red MAMA'S BOYS
[Waiting for a Miracle]
 A-1. Waiting for a Miracle
 B-1. Lightning Strikes
JIVE/Zomba
(??)
Red Vinyl
上記シングルのRed Vinyl盤。ジャケットにちょっとした細工がされていて、見ての通り人形の目がくり抜かれていて、そこにRed Vinylの板が顔を覗かせているため、人形の目が赤目に見えるというモノ。まぁ、だからどうしたと言うコレクターズ・アイテムに間違いない。
Higher Ground MAMA'S BOYS
[Higher Ground
 - Gatefold Sleeve
   Double 7" Pack]
 A-1. Higher Ground
 B-1. Last Thing At Night
 C-1. Needle In The Groove
 D-1. Mama We're
    All Crazee Now
JIVE/Zomba
(UK)
MBOY 1
Double Pack
このシングル辺りになってくると、ボーカルも変わっているため余りピンと来ないと言うのが正直なところだ。まぁ、歌えなくなったから仕方ないのではあるが。そして、Disc-2にも往年のヒット曲を持ってくるあたりもバンドとしての哀愁を感じてしまう。なかなか評価もしにくい。やはり、ファンとしては残念だと言わざるをえない。
Armed And Ready MICHAEL SCHENKER
    GROUP, THE
[Armed and Ready]
 A-1. Armed and Ready
 B-1. Bijou Pleasurette
Chrysalis
  Records
(??)
CHS 2455
Clear Vinyl
ギターのカリスマMichaelがようやくUFOから解放され違った悪夢が続くソロキャリアを始めた記念すべきファーストシングル。やはりUFOはMichaelのコンポーズ能力があってのものだった事がこのシングルを聴いただけでわかる。世界中のMichaelファンはこの一枚を首を長くして待っていただろう。配給側もそれに応えた強気のクリアビニール盤。ただ、"Group"を名乗っていてもソロベースのプロジェクトだったので他のメンバーがクローズアップされていないのは残念。
Cry for the Nations MICHAEL SCHENKER
    GROUP, THE
[Cry for the Nations]
 A-1. Cry for the Nations
 B-1. Into the Arena
   - live recording
Chrysalis
  Records
(??)
CHS 2471
ファーストソロアルバム「MICHAEL SCHANKER GROUP」からのシングルだが、どちらかと言うと7インチよりも12インチの方が当時話題になった。A-1も素晴らしい出来ではあるがこのシングルではB-1の名曲がライブバージョンで収録されている事の方が話題の中心でもあった。また、ジャケットがアルバムを彷彿とさせるいいアングルの写真になっている。これで彼自身のソロプロジェクトは順調に進み出したと言えるだろう。
Ready to Rock MICHAEL SCHENKER
    GROUP, THE
[Ready to Rock]
 A-1. Ready to Rock
 B-1. Attack of
    the Mad Axeman
Chrysalis
  Records
(UK)
CHS 2541
Michaelが「オーバープロデュースだった」と認めた2ndアルバムからのシングル。全体的にもっとライブ感覚をもった荒削りな作品を期待してたがプロデューサーの手によって綺麗なきらびやかな作品になってしまい、このシングル自身も物足りなさを感じてしまう。曲はA/B面ともにMichaelらしい曲となっていて残念でならない。ジャケットもファーストアルバムのシングルと比較しても何の面白味もない。出せば売れると言うChrysalisの一番頂けない面が露出している。
Ready To Rock MICHAEL SCHENKER
    GROUP, THE
[Ready to Rock]
 A-1. Ready to Rock
 B-1. Attack of
    the Mad Axeman
Chrysalis
  Records
(UK)
CHS 2541
Clear Vunyl
出せば売れるついでの"クリア・ビニール盤"。こうして持っている事自身に問題がありそうだが、ファン意識としてはつい手を出してしまう。当時は売れていたんだなぁ~。
Dancer MICHAEL SCHENKER
    GROUP, THE
[Dancer]
 A-1. Dancer
 B-1. Girl from Uptown
Chrysalis
  Records
(UK)
CHS 2636
Clear Vinyl
アルバム「Asault Attack」からのファーストシングルではあるが、リリースされる頃には既にGraham Bonnetは脱退をしていた(PVではGary Bardenが歌うバージョン)。だからではないと思うが、CozyがいないせいかジャケットでGraham Bonnetが全然存在感を感じないあたりが面白い。B面はアルバム未収録曲であることに加えてクリアビニール盤と言う珍しい(?)モノ。
Don't Tell Me You Love Me NIGHT RANGER
[Don't Tell Me You Love Me]
 A-1. Don't Tell Me
    You Love Me
 B-1. Night Ranger
1983
Bellaphon
(GER)
100 16 007
Night Rangerのデビュー曲。ツインリードギターを思う存分堪能できる曲として当時紹介されたが、ジャケット左端がオジーオズボーンバンドで演奏していたブラッドギルスだと言う事が話題になっていたが、期待以上の内容が収録されている。B面は後にライブの定番曲となる。それよりも、A面はジャニーズ系の三人組にパクられたことは知る人ぞ知る話。デビュー曲にしては良く出来た曲だ。
Sing Me Away NIGHT RANGER
[Sing Me Away]
 A-1. Sing Me Away
 B-1. Play Rough
1983
Bellaphon
(GER)
100 16 009
彼らのファーストアルバムからの2枚目のシングル。ポップな中にも彼ららしいロックな部分が感じられるナンバー。ただ、B面の方がより彼ららしい曲が収録されている。しかし、ファーストアルバムからシングルを2枚、それも未発表曲もなくアルバム曲を4曲並べてもまだアルバムに力強い曲がまだまだ残っているところが彼らの凄いところ。あの曲のヒットさえなければこのロック路線が続いたのに・・・。
Sister Christian NIGHT RANGER
[Sister Christian]
 A-1. Sister Christian
 B-1. Chippin' Away
1984
MCA
(UK)
MCA 881
アルバム「Midnight Madness」からのセカンドシングル。彼らの最大のヒット曲ではあるが、リリース当時は曲よりもバンドを強く推してた感がジャケットに表れている。"Sister Christian"も関係なく殺風景なジャケットになっている。B面はアルバムの中で一番地味な感じがしてちょっと残念だ。ただ、そんなに悪い曲ではない。とは言え、このシングルがヒットすることで彼ら自身の活動の範囲を狭められてしまったのは皮肉だ。
When You Close Your Eyes NIGHT RANGER
[When You Close Your Eyes]
 A-1. When You Close Your Eyes
 B-1. Why Does Love
    Have To Change
1984
Bellaphon
(GER)
100 07 296
セカンドアルバムから3枚目のシングルは1枚目と2枚目の中間に位置したミディアムなナンバーでこの後のアルバムを聞いてもわかるが、一番得意なパターンのように感じる。この曲があるから"Four In The Morning"がある様な気がする。面白い事にB面の方がロックサイドの曲でこんなシングルが出来てしまうのもクリスチャン効果のような気がする。十分に売れる要素があるのに、クリスチャンが全てを否定しているように感じてしまう。
Sentimental Street NIGHT RANGER
[Sentimental Street]
 A-1. Sentimental Street
 B-1. Night Machine
1985
MCA
(UK)
MCA 973
どうもSister Christcanのヒットから、怪しげな方向に向かわされてしまった彼らではあるが、そんなミドルテンポの曲でも彼ららしい曲が作れる事を証明した名曲と言えよう。当然、聴きどころはギターソロだが、反発するかの如く弾くまくっているところが僕らの心を揺さぶってくれた。その勢いでB面も勢いのまま聴かせてくれる。ジャケットはアルバムのジャケットの続きなんだろうが、ちょっと間抜けだな。まぁ、この時代の彼らには仕方のないSingleだったと割り切れるならOKなSingleだ。
For in the Morning NIGHT RANGER
[Four in the Morning]
 A-1. Four on the Morning
 B-1. This Boy Needs to Rock
1985
MCA
MCA52661
あの曲のヒットがロック色を薄くして仕舞った第二弾だが、曲としては前出の曲よりもNIGHT RANGERらしい曲をシングルとしたなという感じがする。きっと制作サイドも何か違うと気づいたに違いない。ただ、次のアルバムにはその気づきが生きていない。そこはMCA側の問題ではなくマネージメント側の問題だったりして・・・。ただ、明確に言えばその人気も篝が出て下降線をたどって行くことになる・・・。
Crazy Train OZZY OSBOURNE
[Crazy Train]
 A-1. Crazy Train
 B-1. You, Looking at Me
                        Looking at You
Jet Records
(UK)
JET 197
アルバム「Blizzard of Ozz」からのファーストシングル。文字だけの寂しいジャケットではあるがアルバムを代表する曲に加えてB面が当時アルバム未収録(CDリマスター時にボーナストラックとして収録)のナンバーを収録した。発売当時はアルバムは話題になっていたがシングルはそんなに話題にはならなかったが、未発表曲は当時のライブで使われていたと言うことは、やはりマテルアルがなかったことを意味をするのだろう。アルバムにはマッチしないが良い曲だと思う。
Mr. Crowly OZZY OSBOURNE
[Mr. Crowley]
 A-1. Mr. Crowley (live)
 B-1. You Said It All (live)
Jet Records
(UK)
JET 7003
アルバム「Blizzard of Ozz」収録曲の名曲ではあるがアルバム未収録曲を加えて今は亡きRandy Rhoadsの生々しいライブ演奏を堪能できるシングル。12インチ盤(Suicide Solutionが追加収録)の方がRandyのプレイをより多く堪能できるために人気があるが、7インチ盤も彼のプレイが処狭しと収録されている。「Tribute」リリース前であれば数少ないライブ盤だった。
Over The Mountain OZZY OSBOURNE
[Over the Mountain]
 A-1. Over the Mountain
 B-1. I Don't Know (live)
Jet Records
(UK)
JET 7017
アルバム「Diary of a Madman」からのファーストシングル。"I Don't Know"に変わってライブのオープニングナンバーとして君臨した曲。確かにノリノリの当時の彼らを巧く表現した曲になっており、聴きどころ満載だ。B-1には前のシングルに気を良くしたのかそれまでのライブのオープニングナンバーをライブバージョンで収録。ジャケットはアルバムを彷彿とするが、こちらの方が良く出来ていると感じる。12インチの「Mr. Crowley Live」のピクチャー盤と同じか・・・?
So Tired OZZY OSBOURNE
[So Tired]
 A-1. So Tired
 B-1. Bark at the Moon (live)
CBS Records
(UK)
A4452
アルバム「Bark at the Moon」からのシングル。Ozzyがバラードを歌うのはファーストアルバムから恒例にはなっているが、シングルとしてリリースするのは珍しい。この曲を聴くとアルバムのイメージは皆無であるが、B-1にタイトルソングでありファーストシングルになったアルバムタイトル曲のライブバージョンを収録することでアルバムの姿を感じられると言うところだ。新しいギタリストのジェイクEリーのライブでのプレーをこのシングルで聴く事が出来る。(このシングルはShop "OBSOREX"さんからサービスで頂きました! Thanks!)
Flying High Again OZZY OSBOURNE
[Flying High Again]
 A-1. Flying High Again
 B-1. I Don't Know (live)
Jet Records
(US)
再発7inchレコード。実はアルバムとしては未完成でリリースを余儀なくされたとは言うが、十分に出来上がったアルバムだと感じる。Randyは仮で入れたSoloでリリースされたことを悔やんでいたと言うらしい。再度差し替えていたらどんなアルバムになっていたのだろうか。それはそれで怖い。とてつもないアルバムになっていたに違いない。そんな中でも、確かにもうしこしどうにかなるかなと思わせてくれる曲だ。そしてジャケットもB面も"Over The Mountain"と同じというのはどういう事だったのだろうか。
Believer OZZY OSBOURNE
[Believer Live]
 A-1. Believer
 (Recorded Live
  on Blizzard of Ozz Tour)
 B-1. Goodbye To Romance
 (2010 Guitar And Vocal Mix)
Sony Music
(US)
88691939097S1
Randy在籍時の音源をまとめた「Blizzaed Of Ozz/Diary Of A Madman:30th Anniversary Deluxe Box」リリース後にLP「OZZY Live」に合わせてリリースされたシングル。なぜ"Believer"なのか不明だが、個人的には"Flying High Again"の方が良かったな。とは言え、あれから30年。Randyの音源が形となって出てくるのは嬉しい。2012年に久々リリースされた嬉しい贈り物の様な気がした。B面はBoxにも収録されたRemaster Version。
Don't Stop Me Now QUEEN
[Don't Stop Me Now]
 A-1. Don't Stop Me Now
 B-1. More of That Jazz
Warner
  Pioneer
(JP)
P-381E
アルバム「JAZZ」からのシングル。当時"Bicycle Race"のヒットもあり話題になったアルバムも新旧ファンから賛否両論だったらしいが、その中でも一番Queenらしい曲がこの"Don't Stop Me Now"だ。今聴いても色あせない曲で特にGuitar SoloはBrianならではのフレーズとサウンドに心熱くなる。Freddyさえ生きていれば、まだまだ頑張っていたと思うだけに残念だ。
Eyes Of A Stranger QUEENSRYCHE
[Eyes of a Stranger]
 A-1. Eyes of a Stranger
 B-1. Queen of the Reich
EMI
(USA)
MT 65
アルバム「Operation Mindcrime」からのファーストシングル。アルバムの完成度の高さからすればシングルヒットは難しいと思えたが、PVとのコラボレーションなどでこの曲は大ヒット。アルバムのプロモーションとして十分に役割を果たしていた。B面にはアルバムを無視した形になるがデビューシングルを収録。アルバムの完成度を背景に強気の選曲なのか?ジャケットもアルバムと連携しているような期待感を持たせていていい感じだ。
Silent Lucidity QUEENSRYCHE
[Silent Lucidity Box]
 A-1. Silent Lucidity
 B-1. The Mission (live)
EMI
(USA)
MT 94
こんなQUEENSRYCHEはあまり期待してなかった。こんなにおとなしいと言う感じの曲をなぜシングルにしたのかその意図を推察しても何も出てこない。アルバムから結構イイ曲をシングルとしてリリースしてきたので、その勢いで売れるかと思ったのだろうか。まぁ、その後のバンドの分裂の予告編のような気もする。残念だ。ボックスにはバンドメンバーの写真とロゴステンシルが封入されている。
Metal Health QUIET RIOT
[Metal Health
  SPECIAL 4-TRACK TOUR EDITION]
 A-1. Metal Health
 B-1. Love's Bitch (Live Version)
 C-1. Cum on Feel the Noize
 D-1. Let's Get Crazy (Live Version)
CBS Records
(UK)
A 3968
Double EP
Randy Rhoadsの死で注目されたわけではないが、丁度タイミング的にそな感じの中でリリースされた「Metal Health」からのダブルシングル。A-1/C-1ともにPV化されそれぞれヒットを記録している。特にC-1はファーストシングルとしてリリースされ空前の大ヒット。B-1/D-1には当時の勢いをそのまま収録したライブバージョンを収録。全ての曲が当時の彼らをうまく投影しているし、ジャケットもアルバムイメージをうまく伝えている。
Kill The King RAINBOW
[LIVE]
 A-1. Kill The King
 A-2. Man On
   The Silver Mountain
 B-1. Mistreated
Polydor/Oyster
(UK)
2066 845
ライブアルバム「On Stage」からのシングル。選曲が痺れる。Deep Purple#3からの定番のMistreated。この曲はギターソングなのかヴォーカルソングなのか意見が分かれるところだが、さすがにRainbowが演奏すればギターソングで間違いない。しかし、ここでのウリは次回作の宣伝となるKill The Kingだ。今のリッチーでは弾くことが出来ないだろうギターが炸裂している。ライブ盤のハイライトとしては十分納得できる内容になっている。
RAINBOW
[L.A.Connection]
 A-1. L.A.Connection
 B-1. Lady of the Lake
Polydor
(??)
2066 968
Red Vinyl
ロニーが脱退する前のアルバム「Long Live Rock 'n' Roll」からのシングル。ロニー節はここでも健在で、A/B面共にらしく聞こえてくる。が、これまでの中世風な曲の作りとは若干異なり、ロニーには違和感があったのだろう。アルバムを最後に脱退してしまう。ただ、バンドの方はそこそこ人気もあったのかジャケットではその人気を投影したジャケットになっており、今後のバンドへの期待感が読み取れる。リッチー任せたぞ!と言うことだろう。
Since You Been Gone RAINBOW
[Since You Been Gone]
 A-1. Since You Been Gone
 B-1. Bad Girl
Polydor
(UK)
POSP 70
アルバム「Down To Earth」からのファーストシングル。ラスバラード作の曲で、この曲の収録に絡んでリッチーとコージーが対立して最終的にはコージーの脱退と言う結末となった。B面はポップな中にも初期のRainbowサウンドを感じる曲。そういう意味ではロニー期が好きなファンにはガッカリだ。しかし、このジャケットはミスマッチのような気がするが。どこをとってもアンバランスな感じがするな。コージーだけがおさえだと思っていたが、そこも破たんしたんだな・・・。
All Night Long RAINBOW
[All Night Long]
 A-1. All Night Long
 B-1. Weiss Heim
Polydor
(UK)
POSP 104
まるで歌うジェームス・ディーンと言ったいでたちのグラハム・ボネット所属期の代表的なナンバー。良い意味でハードロックの魅力を沢山含んだ曲に人気が出ない訳がないし、確かにロニー・ジェイムス・ディオ的な楽曲ではないな。B面だがRainbowに数曲あるインストゥルメンタル曲。リッチーはこういったバラードが好きなんだなと思えば次のアルバムに"Maybe Next Time"が登場するのも予測がつく。完全にリッチーペースになっていると感じる。
I Surrender RAINBOW
[I Surrender]
 A-1. I Surrender
 B-1. Vielleicht Das
    Nachster Zeit
            (Maybe Next Time)
Polydor
(UK)
POSP 221
賛否両論のアルバム「Difficult To Cure」からのファーストシングル。実はさんちゃんが本格的にハードロックを聴くキッカケになった曲でもある。その上、このジャケットのシングルが欲しかった事もあり、今こうして入手出来たことが嬉しい。曲はかなりポップになりこれまでのファンには納得がいかないが、これまで以上にヒットした事を考えればこのRAINBOWサウンドは否定出来ない。B面はリッチーらしいブルースインストゥルメンタルナンバーを収録。
Can't Happen Here RAINBOW
[Can't Happen Here]
 A-1. Can't Happen Here
 B-1. Jealouse Lover
Polydor
(UK)
POSP 251
「Difficult To Cure」からのセカンドシングル。アルバム全体がポップに溢れている為、セカンドシングルもポップな路線を踏襲した上にハードな部分が加えられている。このシングルの注目はB面のアルバム未収録曲だ。期待は高いが出来はアルバムに収録されないレベルでしかなくとても残念。しかし、この曲はその後のRainbowの姿が見え隠れしていて、"Street of Dreams"や"Can't Let You Go"辺りへの布石になっている。
Stone Cold RAINBOW
[Stone Cold]
 A-1. Stone Cold
 B-1. Rock Fever
Polydor
(UK)
POSP 421
「Straight Between The Eyes」からのセカンドシングル。ファーストシングルが"Death Alley Driver"でスピードナンバーだったのでセカンドシングルはスローナンバーと言うことで選曲されたのか、正にNew Rainbowの象徴的なナンバーがカットされたような気がする。ただ、B面がアルバムでも目立たないラスト前の曲を持ってくるあたりが理解できない。A面をジックリ聴くEPと言うことにしよう。
Street of Dreams RAINBOW
[Street of Dreams]
 A-1. Street of Dreams
 B-1. Anybody There
Polygram
(USA)
POSP 631
アルバム「Bent Out of Shape」からのファーストシングル。後期RAINBOWの完成形的な曲で、RitcheのギターとDaveのキーボードが気持ちいい位に絡み合っている。
少々ジャケットが弱っているが、デザインも良くシングルとして十分に合格点だ。B面はアルバムからのインストナンバー
Round And Round RATT
[Round And Round]
 A-1. Round And Round
 B-1. You Think You're Tough
Atlantic
(UK)
A9573
L.A. Metalを代表する1曲にデビュー前から彼らが好んで演奏してたいたと言う曲とのカップリングシングル。曲は問題ないがジャケットはどうなのと思わせるシングルだ。さすがに新人なので仕方ないモノではあるが、まぁ、バンド名を押しだしたいのか沢山の「RATT」がまぶしい。ちなみにA/B面ともPV化されてA面はご存知の通り。
Is There Anybody There ? SCORPIONS
[Is There Anybody There?]
 A-1. Is There Anybody There?
 B-1. Another Piece of Meat
Harvest
  Records
(UK)
HAR5185
Green Vinyl
アルバム「Lovedrive」からのシングル。レコードの盤面がGreenと言う珍しいシングル。ジャケットはアルバム写真を流用。1980年のイベント「Monsters of ROCK」のアルバムを聴くとB-1が収録されているせいか、A/B面が逆ではないかと感じてしまう。しかし、A-1も強力なシングル向きの曲であることに気づく。当時の彼らのメロディアスな部分をウマク表現している。
Make It Real SCORPIONS
[Make It Real]
 A-1. Make It Real
 B-1. Don't Make No Promises
          (Your Body Can't Keel)
Harvest
  Records
(UK)
HAR5206
「Animal Magnetism」からのシングル。アルバム最初の2曲をカップリング。正にアルバムのプロモーションと言えよう。ただ、ジャケットが「Lovedrive」と同じため、どのアルバムか勘違いしそうだ。曲はA/B面共にSCORPIONSらしい曲を収録している。マティアスがギターになってスピード感が出てきたように思える。
Can't Live Without You SCORPIONS
[Can't Live Without You]
 A-1. Can't Live Without You
 B-1. Always Somewhere
Harvest
  Records
(UK)
HAR5221
Clear Vinyl
アルバム「Blackout」からのシングル。レコードの盤面は透明になっている。「Blackout」でこれまでよりパワフルになった彼らの楽曲の中でアルバムのパワーを巧く表現している。ジャケットも彼ららしいライブショットになっている。
No One Like You SCORPIONS
[No One Like You]
 A-1. No One Like You
 B-1. Now !
Mercury
  Records
(USA)
76153
アルバム「Blackout」からのシングル。Scorpions十八番のミディアムテンポのナンバー。とりあえず入手したためジャケットなし。曲は完全にB面の方がパワフルでアルバムの中でらしい曲だが、彼らの真骨頂はこのシングルのA面のようなミディアムテンポの曲だ。そういう意味でらしいと言える。状況を見てジャケットあるタイプに買い替えよう。
Still Loving You SCORPIONS
[Still Loving You]
 A-1. Still Loving You
 B-1. Holiday
Breeze/EMI
(Holl)
1C 016 20 0329 7
彼らのバラードは昔から絶品だと言う判断は最後まで正しいのではないかと思うくらいだ。この曲も否定する人がいないのではないかと思えるほどの絶品バラードである。長年、一線で活躍してきたのにここまでのマテリアルが登場する彼らに脱帽だ。またB面は中期の彼らのライブでは欠かせないバラードだ。う~ん、ここまでのアイディアがどうやって出てくるんだろう。
Big City Nights SCORPIONS
[Big City Nights]
 A-1. Big City Nights
 B-1. Bad Boys Running Wild
Breeze Music
(Switzerland)
HARS 5231
きっとRudyのリフからアイディアが広がっただろう、中期からライブでは欠かせない曲となった佳作。ライブではどの国の人でも歌いやすいフレーズが好感持てる。B面もアルバムオープニング曲を使うところは、このシングルへの力の入れようがかなり大きいと思われる。ある意味、Hard Rock Anthemと言っても過言ではないと思う。
Passion Rules The Game SCORPIONS
[Passion Rules The Game]
 A-1. Passion Rules The Game
 B-1. Every Minute Every Day
Breeze Music
(UK)
HARS 5242
Red Vinyl
「Savage Amusement」からのシングル。ただ・・・個人的にこの曲が嫌いだ。となると、アルバム自体もあまり耳にしなくなっている為に印象が薄い。A面の曲は無理やりサビの部分をくっつけたような違和感のある曲にガッカリ。ジャケットもとりあえず作りました感があり情けない。前作の大ヒットがここまで成り下げてくれるものなのか・・・。ま、成り下がった彼らは気づいたらしく、必死に蟻地獄から抜け出そうとするが「Crazy World」までもがく事になる。
Wind Of Change SCORPIONS
[Wind Of Change]
 A-1. Wind Of Change
 B-1. Restless Nights
Vertigo
(UK)
VER 58
冷戦終結後、民主化されたロシアをモチーフに人も世界も変わるんだと言う強いメッセージを乗せた曲。アルバム「Crazy World」収録の彼らならでわのバラードの絶品。軽く語りかける様に歌うクラウスのボーカルに珍しくリードギターを弾くルドルフ、二人の存在感がすごい曲だ。日本盤やUS盤のメンバー写真のモノよりも、右手前から緩やかな時代を変える風が吹いている事を感じさせてくれる秀逸なジャケットになっている。
Wind Of Change SCORPIONS
[Wind Of Change]
 A-1. Wind Of Change
 B-1. Tease Me Please Me
Mercury
/Polygram
(USA)
876 692-7
名曲のUS盤はアルバムオープニングナンバーを収録しているが、ポイントはジャケットなのかもしれないが、何を訴えたいかが伝わってこない。まぁ、ドアの向こうは違った世界だと言いたいんだろうか???内容は悪くない。
Steel And The Starlight - Flexi-Disc SHOK PARIS
[Steel And Starlight
    - Flexi-Disc]
 A-1. Steel And Starlight
EVATONE
(Clearwater,
    FL,USA)
1032671CS
探せば色んなモノが出てくるんだなぁ~と思わせてくれた。SHOK PARISにソノシートがあるなんて・・・。驚きのアイテムだ。って、そう喜ぶ人もなかなか少ないか。個人的には感激だ。まぁ、プロモーション盤なので1曲しか入ってないが、ロゴも見えるし、メンバーの写真も見えてる。まさにコレクターズアイテム。どうだ!と言いたいところだが、誰も反応してくれないだろうな。
Hold On (to your love) SHY
[Hold On (to your love)]
 A-1. Hold On (to your love)
 B-1. Strangers in Town
RCA Music
(UK)
PB 40053
アルバム「Brave the Storm」のオープニング曲をファーストシングルとしてリリース。歯切れが良く明るい中にもヴォーカルにギターに「オヤッ?!」と思わせてくれる彼ららし曲。しかしB面がA面以上に怪しいアルバム未収録曲を収録。再発CDでお披露目されたが、こういう曲の存在が彼らに厚みを増して見せてくれると思う。
Reflections SHY
[Reflections]
 A-1. Reflections
 B-1. The Hunter
RCA Music
(UK)
PB 40229
アルバム「Brave The Storm」からのセカンドシングルは彼らが自慢のバラードをもってきた。ファーストアルバム『Once Bitten... Twice Shy』にも収録されている名曲であり絶品のバラード。A面のレベルの高さからするとB面はアルバム収録曲でちょっと期待外れだ。ジャケット写真は「Brave The Storm」のインナージャケットに使用されていた渋い1枚。
Reflections SHY
[Reflections SPECIAL EDITION]
 A-1. Reflections
 B-1. The Hunter
 C-1. Behind Closes Doors
 D-1. Give Me A Chance
    ("Twice Shy" Mix)
RCA Music
(UK)
PB 40231
Double EP
名曲"REFLECTIONS"の幻の2枚組シングル。このシングルに収録されているB-1が最大の注目であり、それだけでもかなり貴重なシングルだ。(アルバム「Brave The Storm」CD化で紹介されたがバージョンが違っている)"Give Me A Chance"は1stアルバムそのままだと思われる。渋いジャケットに粒ぞろい名曲。文句のつけようのないEP、インナージャケットには"Hold On"のPVからの写真がいくつか貼り付けられていて、その姿に熱くなる。
SHY Acetate SHY
[Brave The Storm : Flexidisc]

 Tony Mills Comment
     (Reflections)

 Brave The Storm
 Was I Wrong ?
 The Hunte
RCA
(USA)

851931CS
Brave The Stormリリース時に米RCAが作成したプロモーション用ソノシート。難産の末、戴く事が出来ました。(Junさん有難う!)
内容はReflectionsをバックにTonyのコメントでスタートして、矢継ぎ早に3曲がかかってトータル5'30"程の内容になっている。まぁ、曲を楽しみたい方はアルバムを入手すればいい事だが、マニアからすれば喉から手が出るほどのアイテムだ。
と言うのもまずはその姿だ。アルバムジャケットのモノクロ写真を用いているあたりがなんとも心を揺さぶられる。そして、なかなか聞くことのない歌以外でのTonyの肉声。ホント入手したかったアイテムだ。
Sampler SHY
[SAMPLER]
 A-1. Under Fire
 B-1. Young Heart
    (Edit)
 B-2. Break Down The Walls
    (Edit)
RCA
/KERRANG!
(UK)
SHY 100
雑誌"KERRANG!"に付録として添付されたEP盤。当時、雑誌購入で入手済だがどこかにまぎれたようでEPのみ入手可能だったので購入。内容はアルバム「Excess All Areas」収録曲を3曲。A面はフルバージョン、B面はエディットバージョンで収録。こうやって"Under Fire"を聴くと、いい曲だなぁ~と感じる。
Break Down The Walls SHY
[Break Down The Walls]
 A-1. Break Down The Walls
 B-1. Talk To Me
RCA Music
(UK)
PB 41179
アルバム「Excess All Areas」からのファーストシングル。そんなに彼ららしい曲でもないが、Don DokkenとNeil Kernonがからんでいるからだろう。B面の方がらしく心に響いてくる。ただ、タイトル曲はPV化されいろんな所で目にしたが、Stone Furyが同名異曲をPV化してしまい話題にならなかった。残念・・・。
Young Heart SHY
[Young Heart]
 A-1. Young Heart
 B-1. Run for Cover
RCA Music
(UK)
PB 41295
アルバム「Excess All Areas」のセカンドシングル。強力な未発表曲を入れてくる彼らはB面に"Run For Cover"なる1曲を収録。アルバム曲と比較しても引けを取らない佳曲であり、更にA面レベルに輝いていてシングル盤トータルとしてはかなりレベルが高い作品になっている。(が、12インチにはSHYを代表するとも言えるアルバム未収録曲を収録している・・・)
Money SHY
[Money]
 A-1. Money
 B-1. If You Want It
MCA Records
(UK)
MCA 1391
アルバム「Misspent Youth」からのセカンドシングルは前作よりも彼らっぽい曲ではあるが、やはりこれまでの作風とは若干異なった感じがありしっくりこない。MCA側の思い入れが強いような気がしてならない。注目のB面だが、アルバムの延長線上にある未発表曲だ。やっぱり今回も曲としては完成度が高く、彼らはシングル用の曲をセットでアルバムを作っているように感じる。AB面のバランスは良く取れている。
Broken Heart SHY
[Broken Heart]
 A-1. Broken Heart
 B-1. Give it All You've Got
    (Live)
MCA Records
(UK)
MCA 1399
アルバム「Misspent Youth」サードシングルはアルバムの中で一番彼ららしい曲をカットしてきた。加えてリミックス(ないしはリテイク)してパワーアップさせて登場させている。(このテイクはEPでしか聴く事が出来ない)この曲を聴く事でSHYの全てを知ることが出来るのではないかと思える位、全てを語っている曲だが、そのレベルの曲をアルバムから三枚目のシングルと言うのも若干理解できなかった。
Wild Life SLAUGHTER
[Wild Life]
 A-1. Wild Life
 B-1. Fly To The Angels
Chrysalis
(??)
S7-57763
彼らの得意なエッジの効いた曲、さすがにアメリカうけする楽曲だなという感覚が強い。B面は彼らには珍しいバラードロックだ。B面のおかげで厚みのあるシングルのような気がする。日本では全然ウケない彼等だが・・・なかなか難しいもんだな。
Break Down The Walls STONE FURY
[Break Down The Walls]
 A-1. Break Down The Walls
 B-1. Break Down The Walls
Stone Fury Music/MCA
(USA)
MCA 52464
80年代のHard Rockファンなら必ず通ってきたと思われる迷曲中の迷曲。はたしてこれが80年代を代表する曲なのかと言うと、賛否両論だと思うが、そこまで話題になっているという意味ではその代表格を与えても問題ないかもしれない。(個人的にはNoだが・・・)とりあえず押さえておこうという意味以外なにものもない1枚だ。
Honestly STRYPER
[Honestly]
 A-1. Honestly
 B-1. Sing-Along-Song
1987
Enigma
(US)
B-75009
「To Hell with the Devil」からのシングルだが、4枚目だろうか、ただ、バラード流行の頃なので「結構リリースが遅いな」と思った記憶がある。BON JOVIの2ndから3rdへの繋ぎに似ているが、ポイントはそこではなく、3rdのキャッチーな作風がそうさせたのであってSTRYPERの場合は次作のインパクトが足りなかったということだろう。あとはレーベルの力も大きいなと思わせてくれた。
Always There For You STRYPER
[Always There For You]
 A-1. Always There For You
 B-1. In God We Trust
Enigma
(US)
ENV1
「In Got We Trust」からのファーストシングル。前作"To Hell with the Devil"の路線を踏襲したものとなり、このシングルの"Always There For You"も彼らのメロディアスな部分を前面に出したイイ曲だ。ただし、B面のアルバムタイトルトラックについては若干ロック色を強めにしたためが、彼ららしさは引き気味で物足りない。ジャケットはアルバムと色違いだがイメージはそのまま頂いたと言う感じだ。
Waiting For An Alibi THIN LIZZY
[Waiting For An Alibi]
 A-1. Waiting For An Alibi
 B-1. With Love
Phonogram
/VERTIGO
(UK)
LIZZY 003
「Black Rose」からの1stシングル。イントロが印象的なGary Mooreならではの曲。同時にPVも作成されたが、Garyのカッコよさ十分なPVを同時に楽しみたい。B面は他にも似た曲があるぞと思えるくらいいつものThin Lizzyっぽい曲でGary色は強くはない。
Do Anything You Want To THIN LIZZY
[Do Anything You Want To]
 A-1. Do Anything You Want To
 B-1. Just The Two Of Us
Phonogram
/VERTIGO
(UK)
LIZZY 004
黄色のパンツが眩しい「Black Rose」からの2ndシングル。ビデオの作成された曲だが、う~ん、これかなぁ~?と言う感覚が若干ある。とは言えGary Mooreっぽいフレーズが登場すると言うことでは順当な選曲か。どうもティンパニーを叩くシーンが頭から離れない。B-1はアルバム未収録で後にDeluxe EditionのアドバンスCDに収録。
Killer On The Loose THIN LIZZY
[Killer On The Loose
  (2 Record Pack
 - Contains Free Live Single)]
 A-1. Killer On The Loose
 B-1. Don't Play Around
 C-1. Chinatown (live)
 D-1. Got To Give It Up (live)
Phonogram
/VERTIGO
(France)
LIZZY 77
「China Town」からのシングルで珍しくヘヴィなThin Lizzyを聞くことができる。          
Hollywood THIN LIZZY
[Hollywood - Picture Disk]
 A-1. Hollywood
   (Down On Your Luck)
 B-1. The Pressure Will Blow
Phonogram
/Chappell
/Puk
(??)
LIZ PD 10
Picture Disk
アルバム「反逆者(Renegade)」からのシングル。HollywoodというタイトルよりもDown On Your Luckのサブタイトルの方が印象的な曲だ。B面は印象的なフレーズを用いた曲を収録。そして、このシングル盤はピクチャー盤で彼らのシングルでは珍しいのではないだろうか。
Cold Sweat THIN LIZZY
[Cold Sweat
  (2 Record Pack
 - Contains Free Live Single)]
 A-1. Cold Sweat
 B-1. Bad Habits
 C-1. Angel Of Death (live)
 D-1. Don't  Believe A Word (live)
Phonogram
/VERTIGO
(UK)
LIZZY 11-22
 Thin LizzyのLast AlbumからのシングルカットナンバーでPhilがJohn Skyesと共作した曲。さすがにGary Mooreを崇拝するJohnの事、Philとの共演は正にBest Matchだ。B面はアルバムからの曲だがアルバム自身が内容が濃いのでどの曲でもその役割を果たしている。
またこのシングルの初期プレスには2枚組が存在していて、ライブ曲2曲が収録されている。
Back Street Symphony THUNDER
[Backstreet Symphony]
 A-1. Backstreet Symphony
 B-1. No Way Out Of The Wilderness
EMI
(UK)
EM137
あのAndy TaylorがProduceしたという純正英国バンドの初期シングルだ。オーソドックスな英国産Hard Rockが好感持てる。ジャケットをみると、場違いなJudas Priastかと思ったが、サウンドはもっともっと原点的なHard Rockだったという意味では真っ黒な革ジャンがイメージとして損をしているように思えた。
Love Walked In THUNDER
[Love Walked In]
 A-1. Love Walked In (edit)
 B-1. Flawed to Perfection (demo)
EMI
(UK)
EM175
ファーストアルバム「Backsheet Symphoney」からのシングルでありライブでも好んで演奏される曲。スローなテンポでスタートして徐々に盛り上げていくというThunderの得意技的な曲である。B面の曲は軽快なロックナンバーで2ndアルバム「Laughing to Judgement Day」に収録されたナンバー。1stでボツ、2ndで採用となかなか珍しい曲だが悪くないがThunder色が弱いかももれない・・・。
Hold The Line TOTO
[Hold The Line - Picture Single]
 A-1. Hold The Line
 B-1. Takin' It Back
CBS Inc.
(UK)
12-6784
アルバム「TOTO」からのファーストシングル。ポップな中にソリッドなスティーブのハードロックギターがとても心地の良い1曲。アルバムの中でも1,2を争う曲の良さ。口ずさ見たくなるような曲だ。そういう意味ではカップリング曲がちょっと地味なイメージが強い。そして、ディスクはピクチャーディスクということで、珍しいが、曲はアルバムで聞けば十分なのでコレクターズアイテムと言うところだろう。
Hellbound TYGERS OF PAN TANG
[HELLNOUD
 - Inclides Free Single "The Audition Tapes"]
 A-1. Hellbound
 B-1. Don't Give A Damn
 C-1. Bad Times
 D-1. Don't Take Nothin'
MCA Records
(UK)
MCA 672
アルバム「SPELLBOUND」からのファーストシングルだと思われる。にしても、アルバム収録曲はA-1のみであとは未発表曲だ。たしかに曲が十分に完成していないように感じる。特にギターソロの部分が仮入れだったんじゃないかとも思わせる。そして、付録のSingleは"Audition"と言っているが、バンドがレーベルのオーディションを受けたのか新メンバーがオーディションを受けたかは不明ではあるが、音がイマイチだ。でも、勢いのあるという意味では聴きごたえがある。ただ、リリースするようなものなのかは疑問だ。
The Story So Far TYGERS OF PAN TANG
[The Story So Far
 - Limited Edition 3track Single]
 A-1. The Story So Far
 B-1. Silver And Gold
 B-2. All Or Nothing
MCA Records
(UK)
MCA 692
アルバム「SPELLBOUND」からのセカンドシングルだろう。前出のシングルの反省からかアルバムから2曲と未発表曲1曲と言うなんとも納得感いっぱいの内容になっている。アルバムのハイライトが収録されているという感覚が強くこれこそがファーストシングル的な感じが強い。まぁ、ジャケットがちょっとダサイがそこは目をつぶるとしても評価できる1枚だ。
Don't Stop By TYGERS OF PAN TANG
[Don't Stop By]
 A-1. Don't Stop By
 B-1. Slave to Freedom (live)
MCA Records
(UK)
MCA 723
当時のバンドとしてはかなりイイ線行ってるバンドで、アルバム「SPELLBOUND」で加入したJohn DeverillとJohn Sykesの加入が大きく影響している。アルバムからのシングルカットでB面にはスタジオライブと思われるトラックが収録されている。80年頃のNWOBHMが十分に味わえる曲になっている。当時、もっと話題になってもいい至極の一枚であると言えるのではないか・・・。
Love Potion No.9 TYGERS OF PAN TANG
[Love Potion No.9]
 A-1. Love Potion No.9
 B-1. The Stormlands
MCA Records
(UK)
MCA 769
まぁ、この曲を演るか?という気がするが、まぁ、何かの契約の問題やら色々あって演らざるをえなかった事にしておこう。そもそもアルバムの評価が高くないのでこんなオールディーズをやるのも結構面白い展開かも知れない。
Lovo Potion No.9 - Picture TYGERS OF PAN TANG
[Love Potion No.9 - Picture Single]
 A-1. Love Potion No.9
 B-1. The Stormlands
MCA Records
(UK)
MCAP 769
上記のピクチャー盤。
まぁ、特筆することは何もない。
Only You Can Rock Me UFO
[Only You Can Rock Me
 - Limited Edition
  on Special Red Vinyl]
 A-1. Only You Can Rock Me
 A-2. Cherry
 B-1. Rock Bottom
Chrysalis
  Records
(UK)
CHS 2241
Red Vinyl
アルバム「Obsession」からのシングルはUFOを代表する曲。そして何故かRed Viny盤(レッドと言うよりもサーモンピンクと言う感じ)。7インチでは珍しくA面に2曲収録。B面はなぜか「Phenomenon」収録の曲。人気の曲なので・・・と言うことかもしれないが、ファンは「いまさら?」と言う感覚があると思う。ま、でも、1枚で3曲収録されているので問題はないか・・・。
Doctor Doctor UFO
[Doctor Doctor
 - Limited Edition
  on Clear Vinyl]
 A-1. Doctor Doctor (live)
 B-1. On With The Action
Chrysalis
  Records
(UK)
CHS 2287
Clear Vinyl
名曲"Doctor Doctor"のライブバージョン。と言えば名盤「Strangers in the Night」からのカットと言うことで、彼らのライブの魅力をこの1曲で伝えきっている位、魅力的なトラックだ。ただ、さすがにライブ盤慣れしているとこのB面は違和感があるかもしれない。ジャケットはいい感じのライブショット。ライブではメンバー間に何の違和感もないように見えてはいるが・・・。
Burning Heart VANDENBERG
[Burning Heart]
 A-1. Burning Heart
 B-1. Ready For You
ATCO
(US)
7-99947
ファーストアルバム収録の彼らを代表する名曲。語りかけるような曲の作りと叙情的なギターソロは圧巻の一言だ。デビュー盤にして既に強力な楽曲を持っているのは見事だ。B面は当時のライブのオープニングに歌われていたスピード感のあるナンバー。こんな強力なシングル盤がリリースされていたのも見事だ。ちなみにA面は2004年にリメイクされている。
Don't Leave Me Now VOW WOW
[Don't Leave Me Now]
 A-1. Don't Leave Me Now
 B-1. Cry No More
Toshiba-EMI
(JP)
WTP-17978
「BOW WOW」が「VOW WOW」になり、サウンドもヒット性を狙ったモノとなっている。ハードロックの美味しい部分を凝縮したような曲に脱帽だ。ま、強いて言えば、ボーカルに個性があり許せるかどうかだが個人的にはOKだ。全英チャート最高83位と言う記録が残っている。それまでの活躍や曲の良さからするとイマイチな結果かもしれない。B面は英国では別の曲が収録され、ここで収録された曲はセカンドシングルになった。
  WHITE LION
   
Long Way From Home WHITESNAKE
[Long Way From Home 33 1/3 e.p.]
 A-1. Long Way From Home
 B-1. Trouble (live)
 B-2. Ain't No Love In The Heart Of The City (live)
United Artists Records
(UK)
BP 324
アルバム「LOVEHUNTER」からのシングル。WHITESNAKEらしい曲とこの当時、本国でリリースされていなかった「Live at Hammersmith」から2曲をB面に収録。どこをとってもWHITESNAKEがシングルにギッシリつまっている。この当時のWHITESNAKEは3曲EPが恒例で魅力的だな。
Fool For Your Loving WHITESNAKE
[Fool for your Loving]
 A-1. Fool for your Loving
 B-1. Mean Business
 B-2. Don't Mess With Me
United Artisis Records
(UK)
BP 352
初期WHITESNAKEの名曲"Fool for your Loving"のシングル盤。ジャケットは殺風景な感じがするが、彼らのシングルとしてはいたって普通だったりする。選曲はそれまでのアルバムから1曲づつ採用(なんでだろ?)。さすがにA面の出来栄えにB面2曲はかすれて見えてしまうかもしれない。ただ、事実を言えばさんちゃんがハードロック狂になってしまう決定打だった曲でもある名曲だ。
45EP WHITESNAKE
[45EP]
 A-1. Ready An' Willing
   (Sweet Satisfaction)
 B-1. Nighthawk (Vampire Blues)
 B-2. We Wish You Well
United Artists Records
(UK)
BP 363
ジャケットにあえて"Ready An' Willing"と書かれていないので、内容を見る通りここまでの3枚のアルバムのプロモーション的なシングルなんだろう。また、前2枚のアルバムからの選曲にいまさら感はなく、ちょっと捻った感じが好感もてる。さすがに前作"Fool for your Loving"に比べると花がないので、こんな形になったことは納得もいくところだ。珍しくも好シングルだなと感じる。
Don't Break My Heart Again WHITESNAKE
[Don't Break My Heart Again]
 A-1. Don't Break My Heart Again
 B-1. Child of Babylon
Liberty
(UK)
BP 395
David Coverdale渾身のアルバム「Come An' Get It」からのシングル。アルバムが45分で1曲の様な勢いがある為にシングルとなると難しいが、なんとも言えない彼ららしい曲をシングルとしてきた。B面はアルバムB面のトップを飾る曲でこのシングルを聴くとアルバムを耳にしたくなる、良く出来たカップリングだっ。ジャケットについてもアルバムからの流れで秀逸だ。
Would I Lie To You WHITESNAKE
[Would I Lie To You]
 A-1. Would I Lie To You
 B-1. Girl
Liberty
(UK)
BP 399
アルバム「Come An' Get It」からのセカンドシングルになるが、この曲かなぁ~?と首をかしげてしまう選曲だ。ファーストシングルのB面に"Child Of Babylon"を使ったことが失敗だったんじゃないかと言うことと、アルバム自身がまとまっているために切り裂いてシングルカットする事に無理があるような気がする。加えて、ジャケットが趣味悪い。前のシングルでヘビが誕生したそのヘビなのかもしれないが、ちょっと説明不足。どこをとっても疑問が残るシングルだ。
Here I Go Again 82 WHITESNAKE
[Here I Go Again]
 A-1. Here I Go Again
 B-1. Bloody Luxury
Liberty
(UK)
BP 416
彼らの代表的な曲のオリジナルバージョン。アルバム「Saints & Sinners」は色々な問題を抱えつつ難産の末にリリースされた作品であり、内容は散漫な印象を受けてしまうが、その中でキラリと光る名曲的な匂いをを漂わせている。ジャケットはアルバムとほぼ同じで何を伝えているかがちょっと分からない。このシングルの後にグループが変貌していく最終楽章的な感じがする。確かにこのバーションでこの曲を聴ける方が本当のWHITESNAKEって感じがする。
Guilty of Love WHITESNAKE
[Guilty of Love]
 A-1. Guilty of Love
 B-1. Gambler
Liberty
(UK)
BP 420
アルバム「Slide It In」リリース前に「Monsters of ROCK」出演に合わせて先行リリースされたシングルのレギュラー盤。ここではエディークレイマーがプロデューサーとしてクレジットされているが、アルバムではマーティン・バーチ/キース・オルセンになっているので、サウンドも若干違うが久々の彼らの登場に胸躍らせていた事が思い出される。Thin Lizzy的だと言う指摘もあったが、米国を若干意識した曲に今後の展開を期待していたような気がする。
Guilty of Love WHITESNAKE
[Guilty of Love : Shaped Picture]
 A-1. Guilty of Love
 B-1. Gambler
Liberty
(UK)
BPP420
前出のシングルの変形ピクチャー盤。内容は全く同じなのでコメントはないが、前作の持っていたモヤモヤ感を払拭するような力強いモノクロなジャケット写真がピクチャー盤にすることでより一層インパクトを増している。アルバム「Slide It In」への期待感を大きくしてくれた一枚になっていたのは事実。
Give Me More Time WHITESNAKE
[Give Me More Time]
 A-1. Give Me More Time
 B-1. Need Your Love So Bad
Liberty
(UK)
BP422
本国での「Slide It In」からのファーストシングルは意外な曲をカットしてきた。先行シングルがポップな曲だったから、ミドルテンポのR&Bロックと言う選曲をしてきたに違いない。加えてB面が絶品のバラードでDavidの魅力が十二分に伝わってくる曲になっている。このシングル以外でも「1987 Version」や「Is This Love(シングル)」などで聴くことができる。
Standing In The Shadow WHITESNAKE
[Standing In The Shadow]
 A-1. Standing In The Shadow
 B-1. All or Nothing
Liberty
(UK)
BPP423
ピクチャーディスク。この当時の彼らのシングル盤ジャケットはほぼ日替わり状態で、ここではコリンがニールに、ミッキーがジョンに、そりてメルもロードもいることがなんか凄い。この直後にメルとロードがいなくなり、下の4人になってしまうと言うこの当時のWhitesnake歴史絵巻が垣間見える。
Love Ain't No Stranger WHITESNAKE
[Love Ain't No Stranger]
 A-1. Love Ain't No Stranger
   (American Mix)
 B-1. Slow 'n' Eazy
Liberty
(UK)
BP 424
当時、WHITESNAKEのPVはあまり目にしなかったが、GeffenがMTVに対して必死にこの曲をヘヴィローテーションにしていた事が懐かしい。確かにこの当時の良さを魅力的に伝えたPVであったが、当然、曲も良いのでグッと惹きつけられてしまう魅力的な曲だ。しかし・・・B面はヘヴィな曲だがミドルなテンポに中だるみする曲で個人的にはあまり好きではない。A/B面ともUS Remix。
Still Of The Night - White Vinyl WHITESNAKE
[Still of the Night
- Collector's Edition White Vinyl]
 A-1. Still of the Night
 B-1. Here I Go Again
EMI Records
(UK)
彼らが再起をかけた第一弾シングルの7インチ盤。Led Zeppelin的だと批判もあったが結局が売れてしまえば勝ちなわけで、例のWS連合軍を作った事でヒットに結びつけている。とは言え曲が良くなければ売れないわけで、そういう意味では「本物が帰ってきた」という言葉が当時聞かれたが、正にその通り。B面はあの名曲だが、この時点では話題にはなってないが、リメイク盤はココで効く限りに良くできている。再起には十分すぎるシングル盤だ。
Here I Go Again WHITESNAKE
[Here I Go Again]
 A-1. Here I Go Again
   (USA Single Remix)
 B-1. Guilty of Love
EMI Records
(UK)
EM 35
第二世代のWITESNAKE。好きか嫌いかは別として、大ヒット曲のバージョン違いをリリース。どういう背景でジャケットと違うメンバーで収録したのか分からないが、アルバムやシングルを売る為に早急にEditバージョンを作る必要があったのだろうか。で、B面はUSでちょっとヒットしたアルバムから当時のシングル曲をいれるってあたりは、かなりアメリカのマーケットを意識してると感じた。シングルとしては「?」だな。
here WHITESNAKE
[Here I Go Again]
 A-1. Here I Go Again
 B-1. Children of the Night
Geffen
  Records
(USA)
9 28339-7
メガヒットした米国盤シングル。当然、"Here I Go Again"はUS Remixバージョン。しかし、B面に関してはジャケットから読み取れる事が出来ないが、アメリカのマーケット的にはA面さえあれば、B面はそんなに意味はないと言う事の表れなのか、それとも、B面がギリギリまで決まらなかったとか、差し替え出来る様にしていたのだろうか。アルバムジャケットのスモール盤と言う意味ではマニアとしておさえておこう。
Is This Love (JP) WHITESNAKE
[Is This Love Edit Version]
 A-1. Is This Love
 B-1. Bad Boys
CBS Sony
(JP)
10SP 1066
日本盤の「Is This Love」。日本盤では珍しいPoster Bagに包まれている。その為に通常の価格よりも高く設定されている。ただ、B面の選曲には疑問だ。UK盤の"Standing In The Shadows"が魅力的に思うのは私だけではないはずだ。ま、日本盤がここまで出来る事をとりあえず評価すべきだろうな。
Is This Love (UK) WHITESNAKE
[Is This Love
 7inch Limited Edition
  'Double Poster Bag' ]
 A-1. Is This Love
 B-1. Standing In The Shadows(1987)
EMI Records
(UK)
EMX 3
UK盤の「Is This Love」。これもPoster Bagに包まれているが、さすがにEMIと言う安定感を感じる。ジャケットからしても日本盤はどこからの使いまわし感があるが、UK盤はさすがに新たに撮影された写真が使われている。そして注目はB面だろう。「Slide It In」収録の曲だが、彼らの場合は再録されるとパワフルになって再登場することが楽しみになっているが、失敗が多い・・・。
Is This Love - Shaped Picture WHITESNAKE
[Is This Love - Shaped Picture]
 A-1. Is This Love
 B-1. Standing In The Shadows
   (1987)
 C-1. Need Your Love So Bad
EMI Records
(UK)
前出シングルの変形ピクチャー盤。なんと工作するとディスクが立てられディスプレイ出来ると言うなんともお笑いな1枚。嬉しい事に7インチのレコードがついていて1曲だけ付録がついている。ご存知の曲だ。当時のシングルを買っていない人には嬉しい付録だったに違いない。
Give Me All Your Love WHITESNAKE
[Give Me All Your Love]
 A-1. Give Me All Your Love
 B-1. Straight For The Heart
CBS Sony
(JP)
05SP 3007
「Surpens Albus」期のツアーメンバーでリテイクとなったシングル。しかし、期待されていたこのメンバーでの録音は唯一のものとなってしまった。さすがにベテラン揃い踏のお陰なのかパワフルでかつ聴きやすく魅力的な出来になっている。アルバムよりも聴きどころ満載だ。このシングルをリリースしてワールドツアーが終了するとVivianは脱退してしまう。アルバムへの大きな期待があっただけに残念だ。
Fool For Your Loving WHITESNAKE
[Fool for your Loving
 - Limited Edition Poster Bag]
 A-1. Fool for your Loving
 B-1. Slow Poke Music
EMI
(UK)
EMP 123
悲しい現実がココにあった。この曲を好きになりハードロックにドップリ浸かってきた人間として「裏切られた!」と言う気分になった。二匹目のドジョウなんか居やしない。名曲がこんな感じになってしまうなんて・・・。"Here I Go Again"も含めてオリジナルの方が数千倍良く出来ている。誰のアイディアかわからないが、ファンをガッカリさせないようにしてもらいたいものだ。
Mean Streak - Shaped Y&T
[Mean Streak - Shaped Picture]
 A-1. Mean Streak
 B-1. Straight Thru' The Heart
1983
A&M Records
(UK)
AMP135
アルバム「Mean Streak」からのシングル。当時流行だったのか変形ピクチャー盤をY&Tも採用。
I Am A Viking YNGWIE J.MALMSTEEN'S
 RISING FORCE
[I Am A Viking]
 A-1. I Am A Viking
 B-1. Don't Let It End
Polydor
(JP)
7DM0130
RISING FORCEの1stアルバム「Marching Out」からの2ndシングル。Yngwie MalmsteenのギターとJeff Scott Sotoのヴォーカルが絶妙の一枚。若さ溢れる弾きまくりのギターは圧巻の一言に尽きる。そのサウンドの上にパワフルかつ伸びやかなヴォーカルが唸る。その1曲でアルバム全体を表しているようだ。B面はA面に引けを取らない曲でライブではかなり印象的な曲だ。しかい、日本盤のジャケットがダサイ。